見出し画像

所感

 幸せに本気出して考えて見たら、いつでも同じところに行きつくのさ的な歌詞がある。ポルノグラフティーの曲ですね。私は割と同じところに行き着かないので困ったなと思うことが多い。ここで問題なのは2つあって、1つは行き着かない原因が、自分の感受性がこの歌詞の感受性とはまるで違って、しょうがないというパターン。2つ目は本気出し的考えていないパターン。このどっちなのだろうかと思う。

 ロシアによるウクライナ侵攻で、ウクライナがロシアの侵攻を耐えている。結果ウクライナ含め連帯する西側諸国に有利な状況が作り出せてきた。ナショナリズムを伴った勇敢さというのは素晴らしいという好戦的な風潮もSNSでは目立ち始めている。しかしながらもしロシアが困窮して、核兵器を使用すると、この世論はどうなるのだろうか。世論はさらに沸騰して、核戦争も視野にいれた現在の延長線上の怒れる世界が加速するのか、それとも核抑止にならなかったすべての選択を呪い、絶望する世界となるのだろうか。どっちもたまらなくいやだなー。かといってロシアが調子に乗ると、侵攻が正当化されるし。さてどうしよう、どう考えよう。今はロシアをあんまり刺激しない方が論です(適切に折り合いをみつけよう論、ここで和平に応じたゼレンスキー大統領の判断は直感的にですがとてつもなくすごいと思っています)、30分後はいやいやロシア絶対あかんやろ論になる可能性はある。定まらないのです、困った。

 そもそも幸せの感受性は違っている可能性があるが、ただ自分がよく考えていない可能性を常に排除してはいけないと思う。つまり幸せについて本気だして考えると答えが待っている可能性を捨てないと。そして今多くの本当に多くの人が幸せについて考えているのだと思う。俺は答えが出たぜ、お前とは違うぜという前に、もう少し本気だせないかは検討の余地ありだと思う。自分はもっと本気出して考えれるのではないかと自問する。自問の熱量を一人一人が外へ吐き出すことで、戦争の世紀から決別できるのではと思う。子を持つ親として、子に戦争を近づけたくない。であれば私は考える。今はあなたと同じではない、でも同じ答えが出る可能性もあるかも。本気を出して考えたい。

 考えることには材料がいる。本気を出せば出すほどに。まずはこの辺からかな。複雑さどどんとこい。そもそも俺だって複雑だ。https://comic-days.com/episode/13933686331634032645 

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?