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言葉の「綾」をめぐる闘争

反日サヨクは、今でも、朝日新聞は謝るべきではなかった、と悔やんでいます。
安倍首相が、強硬に圧力をかけたから、それに屈したのだという事実認識に基づく世界観をもっています。朝日は、彼らにとっても裏切りものなのです。今、沖縄タイムスが変わろうとしています。その方向を部数高で応援してやる必要があります。編集方針を琉球新報と変えることで、部数が伸びれば、続くし、部数が落ちれば、彼らはまたひっくり返されます。   

朝日の変節は安倍による強権政治のせいだというのが彼らの世界観です。その証拠がモリカケで、官僚まで忖度して事実を変えてしまった、歴史認識も同じだ。その強権によって歴史認識をゆがめてしまったという嘆き節です。しかし、そういう事実認識をもった人たちがまだまだ多数いて、少しでも、油断をすれば、すぐ頭をもたげ、彼らの事実認識の種をいろんなところに捲いていくのです。 

「従軍慰安婦」をはじめ「集団自決」がなかったことにされ、教科書から記述を消されていることに危惧を感じています。従軍慰安婦や集団自決は、なかったのではないのです。従軍慰安婦もあったし、集団自決もあったのです。

しかし、従軍慰安婦が軍や官憲の強制によって駆り集められ、奴隷労働に従事させられたわけではなかったし、集団自決はあったが、それは軍命など軍によって強制されたものでもなかったということが教科書にも反映されたということなのです。

 言葉です。どこまでいっても言葉の「綾」をめぐる闘争が続いているのです。
言葉の綾をめぐる詐術戦に負けないよう、言葉に対する感覚を磨いていかなければならないということです。
(R4/2/12  MLへの投稿から)

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