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【FC徳島】➃ファン交流イベント&ホームゲームに行きました!!

 徳島県吉野川市をホームタウンに、サッカーの地域リーグ・四国リーグで戦う「FC徳島」。今回は、2023年シーズンの終盤に開催されたファン交流イベント&ホームゲームの様子を紹介します。家族連れらチームが目標としていた1000人を超える1050人(主催者発表)が来場し、試合も4-0で勝利してリーグ優勝へ着実に前進。会場は大いに盛り上がりました。

 9月10日、徳島市のワークスタッフ陸上競技場で行われたllamas高知FC(高知市)戦は、FC徳島にとって4月以来のホームゲームです。正午のキックオフに先立って多彩なイベントが開かれ、ファン・サポーターと選手らが交流を深めました。

親子サッカー教室でミニゲームを楽しんだ

 まず行われたのは、県サッカー協会主催の親子サッカー教室。4~6歳が対象で、約50組がMF本山遊大選手、FW佐々木佳亮選手と一緒にミニゲームなどを楽しみました。続いてDF高田レイ選手が口腔セルフケア教室「むし歯にならない話」を開き、勤務する「スウェーデン歯科こくふ」(徳島市)の内藤禎人院長と共に、むし歯や毎日のケアについて説明しました。

口腔セルフケアについて説明する高田選手(左)と内藤院長

 徳島市出身の絵本作家・原田たけしさんによる読み聞かせでは、著書の「うんこがえる」など3冊が披露され、子どもたちは興味津々。絵本の当たるじゃんけん大会もあったほか、バルーンパフォーマーのRayさんが音楽に合わせてキャラクターや花を次々に作り出し、観客から歓声が上がります。

「ゾンビハムスターねずこ」の読み聞かせをする原田さん(左)

 スタジアムグルメでは、DF橋本真太郎選手と吉野川市川島町の日本料理店「やすらぎ亭」店主、阿部和剛さんがコラボして作った弁当(1000円)が限定50食で販売され、人気を集めました。吉野川市内で収穫された米やスイートコーンを使ったとうもろこしご飯に、メイン料理は阿波尾鶏の焼き物(スダチ付き)と、特産の食材をふんだんに使っていて、販売開始から30分もたたずに完売してしまいました。

弁当を販売する橋本選手(中央)

 いよいよキックオフ。試合は、前半にキャプテンのMF出岡大輝選手が2ゴール、後半にFW野村魁選手と出岡選手が各1ゴールを決めて快勝でした。リーグ4位に付けるllamas高知FCとは先のアウェー戦で引き分けていましたが、スタンドの観客がフラッグや応援ボード、選手の名前のうちわを持ち、太鼓やチャント(応援歌)で選手を鼓舞。試合後は選手からのタオル回しもあり、ファン・サポーターらと一体となって喜びを分かち合いました。

最初の得点を決めたMF・7番出岡選手(左端)

 リーグ戦は残り2試合。ハットトリックを達成した出岡選手は「順調にいけば今回で優勝が決まる一戦だったが、途中につまずきがあった。次の試合もしっかり勝ち、(リーグ2位で、10月1日の最終第14節で対戦するレベニロッソNCに)プレッシャーを与えていきたい」と意気込みを語ってくれました。(次戦は引き分け、最終節で勝利して、無敗で優勝を決めました)

試合後、ファン・サポーターらとタオル回しで勝利の喜びを分かち合うする選手ら


徳島新聞デジタル版でFC徳島の活動や選手を特集しています