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【プレビュー】第2節鹿児島戦に向けて ~この流れを断ち切り、勝利を~

「この流れを断ち切るには勝利しかないし、ここから這い上がっていかなければいけないので、次は勝って徳島に帰ってきます」(甲府戦試合終了後 永木選手)

開幕戦は8,000人以上が鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムに集った。2点ビハインドを負った後半から3バックに変更。これが功を奏し、左サイドの西谷、髙田颯から幾度となくチャンスクリエイトした。
57分、その2選手のコンビネーションから髙田颯がクロス、杉本が胸で押し込み1点を返す。
しかし、62分に3失点目を喫してしまうと、78分、86分にも得点を奪われ、1-5で終えた。

「今日の試合でたくさん課題が出たので、それらをチームとしても個人としてもそれぞれが責任を持ち、同じことを繰り返さないように修正しないといけないです」とキャプテンの永木は危機感を表した。

甲府戦を終え、翌日はリカバリートレーニング、オフを挟み、3日間で鹿児島戦の準備を進めた。この3日間は、練習前に甲府戦の振り返り、そして鹿児島のスカウティングなどのミーティングをおこなった。トレーニングでも甲府戦で出た課題を中心に、鹿児島戦に備えた。

鹿児島は5年ぶりのJ2の舞台、開幕戦をアウェイで群馬と戦った。66分に先制されたが、81分にストライカーの藤本憲明の一撃で追いつき、ドロー発進となった。

鹿児島の指揮官は大島康明監督。2001年の途中から大塚製薬(JFL)に所属し、2009年まで徳島ヴォルティスに所属。2005年には徳島ヴォルティスのJリーグ初ゴールを奪った。2013年から2015年にはアカデミーコーチなどを務め、2015年にはジュニアユースコーチで、西野太陽選手や後東尚輝選手を指導している。西野選手は「僕が活躍して試合に勝つというのが大島監督への一番の恩返しになるので、結果を出して目の前でいいプレーを見せられたらいいなと思います」と意気込む。

「試合を通して、常に次の1点を狙いにいく姿勢が大事かなと思っています。相手がどこであれ、前に行く攻撃の姿勢を出していくことがどの相手に対しても必要だと思います」(西谷選手)

どこが相手でも、必ず上回る。

今節の鹿児島ユナイテッドFC戦はアウェイ戦になります。ぜひDAZNやNHK徳島の生中継など、それぞれの場所で共に戦い、一丸となって戦いましょう。