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【プレビュー】第16節熊本戦に向けて

前節、栃木戦との一戦は背番号10・杉本太郎選手の決勝点で勝利を掴んだ。雨が降り、強い風も吹く中でおこなわれた試合。前半は風下になったが、ボールを握りながらアタッキングサードへ侵入していき、ヴォルティスのペースで試合は進んだ。41分、チアゴアウベス選手の右コーナーキックに杉本選手が詰め、先制に成功した。
後半は栃木の攻撃陣に攻め込まれる場面があったものの、全員で守り切り、クリーンシートを達成。

試合後の会見で増田監督は「まずは雨で足元の悪い中にもかかわらず、多くの人が見に来てくださったことに感謝したいです。そして選手たちがその後押しにより、苦しみながらでも勝てたことはプラスになります。大事なことはクリーンシートで終われたことで、それが一番の成果だと思います」とサポーターへの感謝と、手応えを語った。
今シーズン2回目の2連勝を達成。「この良い流れを次節の熊本戦へつなげていくために、来週も良いトレーニングができるよう全員で取り組みたいです」と殊勲の得点を挙げた杉本選手。そして、今節はホーム連戦で熊本を迎える。

5/15(水)~17(金)の3日間でチームは準備を進めてきた。気温が高くなる日もあり、選手・スタッフ共にコンディションにも注意を払って取り組んだ。
熊本に対して増田監督は「守備ではよりハイプレッシャーになっているのと、ビルドアップでは幅と中央の密集のバランスを取ってくると思います」と分析する。トレーニングでは、対熊本を意識したメニューも取り入れていた。
連勝中のチームだが、油断はない。増田監督はインタビューなどで、しきりに「まずは目の前の一戦に戦って勝つこと」という言葉を口にする。チームもそれを体現するかのように、まずは目の前のトレーニングに集中して取り組んだ。また、開幕戦で負傷した内田航平選手が今週からピッチに戻ってきたことで、チームにより活気が出ていた。

「(熊本戦では)守備では我慢するところも出てくると思います。タフな試合になると思いますが、我々はいつも通り、ハードワークして隙を狙いながら戦いたいと思います」(カイケ選手)
熊本はリーグ戦では7試合勝ちなしの状況だが、油断はできない自力のあるチーム。前節の横浜FC戦では、試合中にフォーメーション変更をおこない、上位を相手に0-0のドロー。今節はどのように戦ってくるのか予想は難しいが、お互いが真正面からぶつかり、がっぷり四つな試合展開になるだろう。

5月最後のホームゲームとなる熊本戦。気温が高くなる予報もありますので、こまめな水分補給など、体調にはお気を付けてご観戦ください。
スタジアムでは、ヴォルタくんステージや20周年ブース、ヴォルティス屋台村のスタジアムグルメなどをお楽しみください。皆様のご来場をお待ちしております。
スタジアムで共に戦い、3連勝を掴み取りましょう。
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