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【前期奪三振量産!】徳島出身左腕藤田淳平投手にインタビュー!

今回は前期に奪三振を量産した藤田淳平投手にインタビューさせていただきました!

前期に1位をとったことを聞きつつ、投球時の考えや投球スタイルについてとことん聞いてみました。
また最後には後期やドラフト会議に向けた思いについても聞いています!

ぜひ最後までお読みください!

※この取材は6月17日に行いました。



1.藤田投手ってどんな選手

_まず最初に藤田投手のアピールポイントを教えてください

藤田 どの球種でもカウントが取れて、ストレートでバッターに対して押していけるところです!

_前期の投球を振り返ってみた感想や感触を教えてください

藤田 
ストレート・変化球ともに連投しても通用する感触は良かったです。
NPBのチームと対戦する機会もありましたが、ストレートの球速と他に2種類くらい変化球があれば投球の幅がもっと広がるのかなと感じました。

2.奪三振について

_奪三振数1位は狙っていたり、意識はしていましたか

藤田 独立リーグにも様々なタイトルがあると聞いて、獲れるなら獲りたいなくらいの気持ちでした。大学時代は、いかに球数少なく四球を出さずに長いイニングを投げるかを意識していましたが、結果として奪三振を多く獲れて良かったです。

_どんな練習が今回の結果につながりましたか

藤田 インディゴに入ってから始めたウエイトトレーニングです。ウエイトを始めてからストレート・変化球ともにボールの質が上がったり、長いイニングを投げても身体が疲れにくくなりました。
NPBスカウトの方にもボールの回転数や伸び率を評価していただいているので自信を持っています!

_投球スタイルの中で大学時代から変わったところはありますか

藤田 大学時代は困ったときにストレートを投げる考え方はなかったので、三振をとりたいときにストレートを投げて抑える考え方ができるようになった点は変わったところだと思います。

3.コントロール

_投球を見ているとキャッチャーミットにボールが吸い込まれていくように見えるがいつ頃からコントロールがよくなりましたか

藤田 大学3年生の頃にストラックアウトで右バッターのインコース(下記の図を参照)6・8・9の右隅3つのどこかに投げれば抑えられる感覚があって、「9に投げろ」って言われると難しいが「右隅3つのどこかに投げろ」と言われたら、的が大きく簡単に思えることがわかり、投球にまとまりが出るようになりました。

_ストレートでのスイング率(ストレートを投げた際にバッターが空振りをする割合)がNPB平均では約7%くらいで藤田投手は前期が12.4%で5%上回っていましたがそこはどうですか

藤田 独立リーグで初めて対戦したチームとは空振りがしっかり奪えていたのですが、実際に同じチームと2回目、3回目と先発した時には前ほど空振りも奪えなかったのは感じていて、数値としては良いものが出ていますが、自分としては納得していないのでそこは後期の課題です。

取材時の様子

4.ドラフトへ向けて

_昨年のNPBドラフト会議で指名漏れをし悔しい想いをしたと思います。しかし、その悔しさを糧に前期は好成績を残していますが、どのような想いで今年は臨んでいますか。またNPBに入ったらどんな選手になりたいですか。

藤田 大学の時からNPBで活躍するのが目標で、抑えるのは当たり前くらいの気持ちで臨んでいました。前期に好成績を残したからといって評価するのはスカウトの方なので、そこに対しての達成感はあまりないです。今の結果だけではNPBに行けないことは大学時代に経験しているので、結果だけではないところを見せないといけないのかなと思います。

_上記の質問を踏まえた後期の目標・課題を教えてください

藤田 結果よりは自分の課題である球速だったり、変化球を練習しているのでそれを自分のものにすることや練習した球をNPBとの試合で試して、成長していきたいと思います。
チームとしては前期優勝したので後期も優勝してチャンピオンシップで日本一をとるために投げ続けられるようにと考えています。

前期優勝直後の一枚
左から斎藤・藤原・藤田

5.ファンの皆さんへメッセージ

_最後にファンの方に向けてメッセージをお願いします!

藤田 前期優勝してこれから後期が始まりますが、前期の流れを落とすことなく勝ち続けて日本一を目指して頑張るので、応援よろしくお願いします!

インタビューは以上になります!
今後も藤田投手の投球から目が離せません👀
後期シーズンも徳島インディゴソックス、そして藤田投手に熱いご声援をお願いします!