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【野手編】読売ジャイアンツ3軍戦へ!インディゴの注目選手を徹底解剖!

来る7月9日(火)阿南市のJAアグリあなんスタジアム、10日(水)徳島市のむつみスタジアムにて交流試合「徳島インディゴソックス vs 読売ジャイアンツ(3軍戦)」が開催されます!

NPBを目指してプレーするインディゴソックスの選手たちにとって、絶好のアピールチャンスとなる一戦。
それに先駆け、インディゴソックス公式noteでは「徹底解剖」企画と題して注目選手を特集!

今回は野手編として、各選手のデータ(独自集計含む)も交えて注目の野手を一挙にご紹介します。ぜひ最後までお読みいただき、注目の選手を見つけてください!
【投手編はこちらから!】

※2024年シーズンの成績は全て5月26日終了時点(26試合消化)の成績


個性派ぞろい!野手陣を徹底解剖!

圧倒的破壊力で快進撃のエンジンに

現在四国アイランドリーグplusの首位をひた走るインディゴソックス。その快進撃のエンジンとなっているのが野手陣の活躍だ。
168得点、打率.300、16本塁打はいずれもリーグトップ。
昨季本塁打・打点の2冠王を獲得した井上絢登内野手(現横浜DeNAベイスターズ)が抜けたものの、得点や打率は昨年の前期シーズンを大きく上回っている。阪神ファーム戦でもこの進化した破壊力を見せてくれることだろう。

【一撃必殺!センス抜群ショート】#10 加藤響

【今季成績】
25試合 .298 (84-25) 2本 9打点 6盗塁
二塁打5 三塁打1 三振9 四死球21
出塁率.438 長打率.452 OPS.890

走攻守でセンスが光るショート。開幕から3番を担ってきたが、5月半ばからは4番で出場している。5月の月間打率は.372と、波に乗っているバッターの一人だ。
打席でのスイング率は37.1%(リーグ平均43.8%)、コンタクト率は83.6%(リーグ平均76.8%)と、ボールを見極めながら空振りを減らして確実に仕掛けていく。出塁率.438はその表れだ。

すでに2本のホームランも放っており、高校通算35本をマークした長打力も見せる。5月18日のソフトバンク3軍戦では、2021年ドラフト1位の風間球打投手のストレートを捉えて2安打を放ったが、うち1本はあと一歩でホームランとなるフェンス直撃の2ベースヒットだった。
加えて走塁面でも6盗塁(リーグ5位タイ)を決めてチームに貢献するなど、マルチに能力を発揮。

東海大相模高の1学年上にいた遠藤成内野手、2学年上の森下翔太外野手など、同じチームでプレーした選手の中にはNPBで活躍する選手も多い。自身も同じ舞台での活躍を目指し、阪神戦でのアピールを期す。

【輝きを放ち続けるあおい稲妻】#7 岸本大希

【今季成績】
23試合 .333 (93-31) 0本 11打点 11盗塁
二塁打4 三塁打1 三振18 四死球13
出塁率.411 長打率.398 OPS.809

50m5.8秒、30m3.62秒の俊足と巧みなバッティングを活かし、主に1番・2番で躍動。そのスピード感あふれるプレーから付けられた異名は「あおい稲妻」。
大学時代は外野を守っており、外野手登録ではあるが、現在はセカンド・サードでの出場が主。内野守備でも俊足を活かして広い守備範囲を誇る。

打者としては対右打率.409ストレート打率.350を記録。小柄ながら強いボールもヒットにする技術を備え、リーグ3位の31安打をマークしている。
さらに盗塁数はリーグトップの11個で、2桁盗塁に一番乗り。三盗も2個成功させており、積極的に次の塁を狙って仕掛けていることがわかる。安打で出塁したのち足を活かして進塁・生還と、まさに「塁に出したくないバッター」像を体現する選手。

チャンスメーカーとしての役割を果たすだけでなく、チャンスで回ってきた打席でも得点圏打率.360と強みを発揮。器用ながら、小技に頼らずともヒッティングで繋ぐことができる。
5月3日の香川戦ではランナー満塁のチャンスでレフトへ走者一掃のタイムリー2ベースヒットを放つなど、一発長打を放つパンチ力もしっかりと持ち合わせており抜かりがない。

【チャンス◎の頼れるキャプテン】#50 寺岡丈翔

【今季成績】
26試合 .381(84-23) 4本 36打点 9盗塁
二塁打6 三塁打1 三振16 四死球18
出塁率.481 長打率.619 OPS 1.100

結果と姿勢でインディゴを引っ張る我らがキャプテン。
打率.381(リーグ1位)、9盗塁(リーグ2位タイ)、ソフトバンク3軍戦での2試合連発を含むホームラン4本(リーグ1位)で攻撃のコアに。
長打率.619、OPS1.100もリーグ1位だ。
コンタクト率83.6%と高いミート力を持ち、対ストレート打率.404と速球にも力負けしないバッター。対右打率.343対左打率.529と左右どちらでも高い打率を残しているが、特に左投手への強さが際立つ。左投手に対しての長打率は驚異の1.059だ。

あらゆる指標において高い数値を残しているが、なんといっても今季はチャンスへの強さが圧倒的である。
昨季から得点圏打率が大幅に向上し(.250→.439)、欲しいところでの一本が増えた。36打点を稼ぎ出し、2位を16打点差で突き放してリーグトップを独走中。打率・本塁打も1位であるため、三冠王も射程圏内だ。

また、今季放った4本のホームランのうち、なんと2本が満塁弾。うち1本は5月18日のソフトバンク3軍戦で初回に放った一発だ。
打った相手は大野稼頭央投手。インディゴ打線は前週の対戦で6回ノーヒットに抑え込まれていたが、それをものともせずチェンジアップを逆方向に飛ばしてスタンドインさせた。

開幕から主に6番センターとして出場しているが、内野守備練習にも挑戦中。昨季DeNAからドラフト6位指名を受けたOB・井上絢登内野手のようにプレーの幅を広げるべく奮闘している。

【快音響かす徳島のマルテ】#48 佐藤ムーディー快

【今季成績】
24試合 .342 (79-27) 2本 15打点 3盗塁
二塁打8 三塁打0 三振6 四死球30
出塁率.523 長打率.519 OPS 1.042

アメリカ独立リーグを経て徳島に入団した強打者。その打撃フォームや選球眼は元阪神・マルテ選手を連想させる。ここまでの長打率は.519、OPSは1.042、ホームランは2本と打撃での貢献度が高く、対ストレート打率は.370と直球に強い。特に低めのボールを狙って仕掛けている。

そして特筆すべきは出塁率の高さだ。現在の出塁率は.523(リーグ1位)と驚異の5割越え。
この結果につながっているのは精度の高いアプローチである。スイング率31.8%(リーグ平均43.9%)、コンタクト率88.1%(リーグ平均76.8%)と、チャンスボールを確実に仕留め、喫した三振はわずかに6個。四球数÷三振数で求める、選球眼を表す指標「BB/K」は4.3。1.5以上だと非常に優秀だとされるこの指標で異次元の数値を叩き出している。

開幕4番を務め、4月中は4番起用が主であったが、5月に入ってからは1番、3番、5番など様々な打順を経験。
阪神戦ではどの打順で持ち味を見せるか楽しみだ。

【走攻守で魅せる万能内野手】#6 柏木寿志

【今季成績】
21試合 .321 (81-26) 2本 20打点 7盗塁
二塁打5 三塁打1 三振8 四死球12
出塁率.404 長打率.451 OPS.886

走攻守でレベルの高いプレーを魅せる内野手。
打撃においては打率・出塁率・長打率・三振率を昨季から大幅に改善(※)。
守備では昨季主に守っていたセカンドに加え、サード・ショートでも出場するなどユーティリティープレイヤーとして活躍の幅を広げている。
さらに走塁面でも現時点で7盗塁(リーグ4位)をマークしており、すべての面において進化を続ける選手。

※’23年→’24年 各指標比較
打率:.262→.321
出塁率:.320→.404
長打率:.363→.451
三振率:20.6%→8.3%

対右打率は.333と右投手に強く、低め・外角真ん中のボールを巧みに捌いてヒットを量産。また、左投手に対してもソフトバンク3軍戦でホームランを放っている。
打撃指標の中でも得点圏打率は.400とチャンスへの強さが際立つ。今季は9番、1番、2番での出場が中心だが、20打点を稼いでリーグ2位タイにランクイン。
得点圏で喫した三振はわずか3と、チャンスで簡単に相手投手へ流れを渡さない点も強みだ。

まだまだいるぞ!注目プレイヤー

3-4月の読売新聞 月間MVPを受賞した角井亮太内野手は開幕戦での2試合連続弾を含む3HR(リーグ2位)を放っており、得点圏打率.385、20打点(リーグ2位タイ)と頼もしい「恐怖の7番」として君臨。

成長著しい18歳・佐伯大優内野手は高卒1年目ながら物怖じしないスイングを見せ、打撃で結果を残している。
高知FD・ドリス投手(元阪神タイガース)からヒットを放ったことはその証左だ。5月11日に行われたソフトバンク4軍との練習試合(※非公式戦)、5月20日のソフトバンク3軍戦で立て続けにホームランを放っており、対NPBでも実力は証明済み。阪神ファーム戦でもそのバッティングを楽しみにしたい。

名城大時代には今春侍ジャパンに選出された中村優斗投手(愛知工業大)からホームランを放った経験もある塩﨑栄多外野手にも注目。ランナーなしの状況で打率.423出塁率.583とチャンスメイクに長けた選手である。

50m5.61秒、30m 3.59秒とチームトップの俊足を誇る松尾駿外野手は代走中心の起用ながらすでに3盗塁をマーク。俊足を武器に読売ジャイアンツ3軍戦でもアピールなるか注目だ。

他にも6月16日に行われた阪神(ファーム)戦で代打サヨナラ3ランを放った今村龍之介選手など注目すべき選手は多数いる。ぜひあなたの推し選手を見つけてほしい。

観戦・配信情報

現地(むつみスタジアム@徳島市)で観戦!

◎チケットガイド

お得で便利な前売り電子チケットは、7/1(月)より球団公式オンラインショップで販売予定!

※一般公式戦用の電子チケット・前売りチケットはご利用いただけませんのでご注意ください。

◎球場アクセス(神戸→むつみスタジアム)

※7/9(火)はJAアグリあなんスタジアムでの開催となりますので、お気を付けください。

※空路でお越しの場合:徳島阿波踊り空港から徳島駅行きのバスが出ておりますので、徳島駅まではそちらをご利用ください。

現地観戦の楽しみ方をもっと知りたい方は、ぜひこちらの観戦ガイドもお読みください!

YouTube 無料ライブ配信で観戦!

当日は球団公式YouTubeチャンネルでのライブ配信も予定!
球場にお越しになれない方も配信からぜひご覧ください!

NPBを目指して日夜鍛錬に励む藍の勇者たちと
ジャイアンツの期待の若手選手が徳島で激突!
現地で・配信で、熱闘をぜひともご覧ください!

データ:徳島インディゴソックス データ班・中俊輔
文・構成:今村葵

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