【投手編】インターン生が選ぶ!9月のMVP
普段ライブ配信の裏で試合の速報をXに投稿するなど、徳島インディゴソックスを陰から支えるリモートインターン生。そんなインターン生が選ぶその月のMVP選手を紹介するこの企画!
9月編の投手MVPに選ばれたのはインディゴの鉄腕!山崎正義投手!
最速151km/h右腕。昨シーズンはクローザーとしてリーグ最多の39試合に登板。防御率も2.09とシーズンを通して安定したピッチングを見せてくれた。今シーズンは昨年を超える40試合に登板し、チームの前後期優勝に大きく貢献した。
そんな山崎投手の9月の成績がこちら!
9月の成績
9月はレギュラーシーズン7試合に登板。防御率は0.79ととても安定した活躍を見せてくれた。
その中で投球イニング数を超える13個の奪三振を奪い、奪三振率は10.32をマークした。これは高知ファイティングドッグスのOBで、現在は福岡ソフトバンクホークスに所属する藤井皓哉投手の今年の奪三振率とほぼ同じ数字である。
三振を奪った決め球の割合としてはスライダーが約50%と最も多く、次にストレートが約40%、フォークが約10%となっている。力強いストレートとキレ良く曲がるスライダーを武器に三振を量産している。
またイニングを跨いで登板することも多く、9月のレギュラーシーズン7登板中4試合でイニングを跨いでの登板を任されている。その中でもしっかり抑えておりチームにとってとても心強い存在であった。イニングを跨いだからといって球速が落ちることもなかった。この安定感とスタミナが山崎投手の特徴とも言える。
また山崎投手はポストシーズンでも躍動した。9/21.23に行われた愛媛マンダリンパイレーツとのトリドール杯チャンピオンシップでは2戦とも登板。合計3イニングを投げ5奪三振無失点の好投を見せる。特に2戦目は3つのアウト全てを三振で奪う活躍を見せた。
9月もフル回転でチームの勝利に大きく貢献した鉄腕。そんな山崎投手の9月のFEATURE GAMEを振り返る!
9月のFEATURE GAME
・9/3 香川オリーブガイナーズ戦
7回裏、2アウトランナー3塁というピンチから登板をする。ただここは相手バッターを3球三振に打ちとり見事火消しに成功する。その後8・9回も投げ無失点に抑えゲームを締めた。この日は2回⅓を投げ4奪三振で安打も打たれなかった。
インターン生の声
・9月7登板でわずか1失点!9月の防御率0.79は凄すぎます。回跨ぎもして三振もとれて凄い!
・苦しい時に出てきて回跨ぎしてくれる。9月までフル回転はさすがでした。
※インターンについてはこちらをご参照ください。
今シーズンは昨年を上回る40試合に登板。中継ぎでありながらチーム3位の63回⅔を投げ規定投球回にも達しシーズンを通してフル回転であった。最速151km/h右腕のドラフト指名はあるのか、注目である。
山崎正義 プロフィール
文・構成 進邦和馬