DTM初心者が最初に買うべきオーディオインターフェイスはZoom R8

はじめに

いかにコスパ良く音楽活動するか、という点において
ミュージシャン的には結構重要な課題だったりします。

特にインディーズバンド系の方だと、

・ライブ出演費
・練習スタジオ費
・レコーディング費
・ミックス/マスタリング費
・運賃
・楽器の維持費
・グッズ製作費
・Youtube広告費

思いつくものを書きだしただけで結構ゾッとしちゃいます。

そこで、「レコーディング」だけでなく、「デモ音源製作」までカバーしてくれるのに
強い味方になってくれるのがZoom R8です。

昨今の音楽事情で、コンポーザーがDAWをそれなりに使いこなせることは
わりと必修科目だと思っていて、そこで必須となるのはPCとオーディオインターフェイス(以下、O/I)です。

でもO/Iって世の中にたくさん出回っていて、「結局どれがえええんや・・・」ってなる方も多いと思うので(実際ぼくもそうだった)
高コスパで音楽ライフを謳歌する人が増えたらなーってことで
この記事を書くに至りました。
よかったら参考にしてみてください。

※あくまで個人の感想です。各々の環境に合ったO/Iを自分でも探してみよう。

1.Cubase LEがバンドルとして付いてくる

大御所DAWであるCubaseの体験版が無料でついてきます。

Cubase LEは体験版中の体験版ですが、ちゃんと保存/書き出しもできるし、機能が少ないだけでデモ音源を作るには十分です。

詳しくはCubaseシリーズ機能比較を参照してください。

(ちなみに、Cubaseの推奨環境はCPU:Corei5以上、メモリ:8GB以上だよ。)

(まあ、DAWが無料でついてくるのはO/Iあるある。R8の本領はここからだ)

2.PCいらずでセルフレコーディングが可能

そもそも、R8ってマルチトラックレコーダー(以下、MTR)としての役割がメインってことで販売しています。
(この記事ではO/Iとしてスゲエってことで話で進めてます)
この項でようやくMTRとしてR8を使います。

さあ曲ができた!本チャン録音だ!
ボーカルレコーディングだ!ギターレコーディングだ!ベースレコーディングだ!レコーディングしに行こう!

ってなったとき、レコーディング代がなかなかかかります。
僕の近くのスタジオのレコーディングパックだと、1時間あたり6,000円とか取られます。いい加減にしてくれ。

音作りなどの準備含め、2時間はほしいところです。となると12,000円。考えるだけで冷や汗が・・・またジョカノに借金するか・・・


もう、ほぼこのために買ったようなものです。ここでZoom R8の登場よ

まず普通に練習スタジオを予約します。僕の近所のスタジオだと1時間あたり1,600円。個人練習だと600円!超安い!

まあ、セルフレコーディングっていうのはR8に限らずO/Iあるあるなんですけど、
PCを持っていかなくてもいいっていうのがR8最大の強みです。

例えば、
MTR機能がないO/I(つまり普通のO/I)だと、セルフレコーディングの際、
持ち物として
<<ノートPC・その充電器・O/I・そのACアダプタ・USBケーブル>>
を準備しないといけなくて、面倒なんですよね(下図)。

画像3

しかし! R8の場合本体とACアダプタだけでいいですから(下図)。

画像3

スタジオでさくっとつなげて、録音開始。

データはR8にそのまま保存されるので、おうちに帰ってPCにデータを転送(もちろん、48kHz、24bit .wavと高音質録音可能)。

ミックスは自分でゆっくりやるもよし、ココナラで誰かに任すもよし僕に任すもよし

僕も実際そうしてます。ZoomR16でドラムやボーカルを録音し、家にデータを持って帰ってゆっくりミックスしてます。

最強だなあ、Rシリーズ。


※ドラムレコーディングは同時トラック数足りないので、おとなしくレコーディングスタジオに行くか、R8上位互換のR16かR24を買いましょう。
ちなみに僕はかつて世の中という曲中、2chでドラム録音しました。オーバートップにSM57二本。意外とブリティッシュみがでてそれはそれでよかった)

3.PCいらずで同期演奏(ライブ)が可能

R8は家やスタジオのみならず、ライブ会場でも活躍してくれます。ダメ押ししてくるな・・・

同期演奏ってのは、いわゆるオケ演奏です。

オケとドラム演奏がズレないために「ヘッドフォンにだけクリック音を送るよ」という機能がR8にはあります(下図)。

画像4

この機能も、本来ならばStereo Outが二つ付属したO/Iを導入して、
ノートPCにつないでUSBでつないで・・・なんかもううわあああ

ということをしなければならないっぽいんですが、R8はこれ一台で全てを解消してくれます。

パソコンが落ちる心配もないしね。


実際、僕が過去にインディーズバンドのドラマーだった頃、R8で同期演奏をしていました。

その時は、CLICKも音源に組み込んで、そのトラックだけヘッドフォンに送る・・・という操作をしていたハズ。

(※特定トラックをヘッドフォンに送る機能はR16には搭載しておらず、R8とR24だけらしいです。ここ注意。なんでやZOOMさん・・・)

4.最後に

その前にPC買いましょう。

CPUはCorei5でいいんで、メモリは奮発して16GBあった方がいいです。

SSDはお好きにどうぞです。

PCを制する者が、コスパ音楽を制す!


※あくまで個人の感想です。自分に合った音楽ライフを見つけましょう!

※質問あれば、おコメントにどうぞ!


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