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女子中心の部活にいた僕は、日向坂にホーム感を覚える。

僕は高校時代、ダンス部に所属していました。同期は20人以上が女子で、男子は自分含めて数人、部活全体でも男子が10人に満たない部活でした。高校生の頃は深く考えず純粋に生きてこれたので、女子とたくさん話すことが得意だったわけでもないのに、ダンスに興味がある一本で普通に入部してました。その部活が日向坂ほど雰囲気が良かったかと聴かれたら、素直には頷けませんが、すごく近いものを感じています。

僕の母校ではダンス部といえども、大会に出ることはほとんどありませんでした。しかし、外部のステージ経験者をはじめとして、内部公演のみながらも妥協せず修正点を言い合い、日々研鑽しあっていました。そういう「目下のステージに向けて協力していくチーム感」というところがなんかすごく重ねてしまいます。まぁ高校の部活なので全体ではなんとなく仲良いですが、わかりやすくグループ分かれてましたし、卒業前後で男女関係で一部泥沼化してましたが(笑)。そういうチーム感を日向坂で見ていると、一緒に頑張りたいと思うし、むしろ入りたいと思うことがあります。僕にとってはいい意味での部活間という最初の印象が、自分の部活に重ね続ける理由になっています。本当はドーム公演も成功させて、かなり遠い存在なんですけどね。

特にそれを感じるのが。メッセージアプリでライブ後のオフショットが送られてくるときです。ダンス部でも、公演後には各々ツーショットで撮り合うなどする撮影会が始まります。強豪校でもない部活の公演とトップアイドルのライブじゃ規模感が全然違うのに「あー、この感覚わかるわぁ」と感じてます。やりきった後でに仲間と写真を撮り合う感覚、あれ本当に重なるんですよ。部活ではその後の「打ち上げ」で先輩後輩シャッフルの席で話すのもまた楽しかったです。人目に触れる立場故に、そういう打ち上げが大々的には開けていないと思うので、打ち上げも早く公に認められるような世間になって欲しいなと、この記事を書きながらふと思いました。

女子が多かったとはいえ、恋愛面で何かあったというわけではありませんでした。先輩も後輩もあったのに、僕の同期だけ部活内恋愛ゼロだったくらい縁が無かったです。異性として見られてないなぁというのは感じながらも、男子はどこかのグループに入ることなかったので、部員全員とよく話す立場にありました。出かけたりはいないものの、仲良かったです。わかりやすく例えるなら、恋愛フラグの立たない「ひなこいのカントク」ですかね。部活についてお互いちゃんと向き合ってコミュニケーションもとるけど、他でなんかあるほどでもない。恋愛要素ゼロのカントクなんですよね。

そんな部活で見てきた女子の仲の良さの部分、「仲良しグループはグループ名をつけたがる」ところ、男子には無い「女子ノリ」であったり、「女子チームの団結感」がすごく自分が体験したものに性質が近いのが、乃木坂でもなく櫻坂でもなく日向坂だからこそ、こんなにもハマってるのかなと思いました。僕基準の話になってしまいますが、メンバーが卒業・加入を繰り返してもこの最初に感じた「良い意味での部活感」が残ってたらいいなと思いながら、これからの日向坂46の活躍を見届けたいと思います。

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