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【終了】第308回 「山梨県の水晶:歴史と今、そして未来。」 NPO法人山梨水晶会議/やまなし伝統工芸館 金井 拓人さん

日時 2017年6月13日(火)
場所 カフェ風土

甲府駅南口に建つモニュメント「宝石の街 甲府」。
みなさんは「宝石の街」のルーツをご存知でしょうか?

山梨における宝石加工のルーツは、1830年頃に始まった水晶の加工にあると言われています。
水晶の加工は明治時代には山梨を支える一大産業となりましたが、原石の乱獲による森林の破壊など様々な問題も引き起こしました。

現在、江戸時代から伝わる伝統的な水晶工芸品は甲州水晶貴石細工と呼ばれ、山梨県で最初の国指定伝統工芸品として高い評価を得ています。
しかしながら、山梨における水晶の認知はまだまだ低く、また廃鉱になった鉱山では盗掘による環境破壊も相次いでいます。
山梨水晶会議ではこのような問題がどのように解決できるのか考え、廃鉱となった鉱山の見学会や市民講座を開催するなど、山梨の産業を支えた水晶について考えるきっかけづくりを行ってきました。

当日は、山梨水晶会議の活動を紹介するとともに、未来の活動について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。