こんな時だからこそ、会社員の方々にツイッターやブログを始めて欲しいので、ツイッター稟議書のテンプレ作ってみた。
もう、毎日毎日ウイルス感染者数のニュースとか、ウイルスの影響で景気が悪くなるニュースとかばかり見て、鬱になりそうな方も多いんじゃないかと思います。
私の立場でこういうことを書くと不謹慎かもしれないんですが。
でも、もし、このウイルスがインターネット以前に流行っていたら、と思うとゾッとしませんか?
リアルの社会は、いまや感染防止で、イベントも自粛、カラオケも自粛、バーも自粛で、リアルの接触をできるだけ避ける必要があります。
会社への出勤も自粛傾向でリモート勤務が増えてますし、学校も一斉に全校休校になってしまいました。
飲食店も小売店も、売上が半減してしまっているお店が少なくないようですし、映画やミュージカルなども深刻な影響を受けています。
でも、もし、インターネットがなかったら。
デジタル技術が、ここまで進化していなかったら。
私たちは、リアルの世界で接触を遮断された状態で、家族以外の誰ともほぼコミュニケーションを取れず、たまに電話をする程度で、後はテレビだけを永遠に見続けるしか選択肢がない状況に追い込まれていたはずなんです。
ネットがなかった時代を想像できない人には伝わらないかもしれませんが。
今回のウイルス感染拡大においても、リモートワークが象徴的です。
いわゆるDXと呼ばれるデジタルトランスフォーメーションが進んでいた企業は、社内の仕事のフロー上はあまり大きな影響を受けずにスムーズにリモートワークにシフトすることができている一方で。
顔を合わせた打ち合わせや、ハンコの決裁などのアナログな手段に未だに大きく依存していた企業では、リモートワークをしようにも会社のシステムはもちろん、会社のメールにすら家から接続できずに仕事にならないので、出社せざるを得ない状態になっているところが少なくないそうです。
(相撲協会も今こそSNS解禁すべきだと思ったりする次第なんですが。)
ここでポイントになるのが、インターネットの世界、デジタルの世界であれば、ウイルスの脅威は及ばないという点です。
リアルのコミュニケーションには大人数だろうが少人数だろうが常にウイルス感染のリスクが拭えないのに対して、デジタルのコミュニケーションは「コロナフリー」です。
なにもZoomのビデオ会議をしょっちゅうやらなくても、メールも、チャットも、Facebookも、ツイッターも、ブログも、そもそもデジタルの世界は全部コロナフリーなんです。
実際、FacebookやツイッターなどのSNSを普段から使っている方であれば、実感されてると思うんですが、この数週間、リモートワークをされている方は、職場の何気ないコミュニケーションや雑談が減った分、SNS上で普段やり取りしている人とのコミュニケーションはかえって増えているはず。
デジタル上でつながっている人とのコミュニケーションは、ウイルス感染拡大前も今も、ほぼ変わらないコミュニケーションが継続できているはずです。
デジタル上のコミュニケーションツールで普段から会話をしている人は、リアルの世界のコミュニケーションがウイルスで遮断されても、デジタル上の会話は続けることができるわけです。
ツイッターもブログも、「メディア」と考えずに、「コミュニケーション」と考えれば簡単です。
特に大企業の中では、いまだにツイッターやブログはもちろん、Facebookですら使うの禁止な雰囲気の会社も少なくないと聞きますが。
是非、今こそFacebookはもちろん、実名や実名に近い形のペンネームで、ツイッターやブログをはじめてみて、ビジネスのコミュニケーションもリアルからデジタル上にシフトする挑戦をしてみて頂きたいと、思っています。
そもそも、勤務時間外の会話って、会社に禁止される性質のものではないんですよね。
SNSもブログもあくまでネット上のコミュニケーションなので、勤務時間外に、誰とおしゃべりしようが本来は自由のはずなんです。
まわりが誰も使ってないから会社は禁止なのかと思っていたら、ちゃんとしかるべき部署に利用申請したら、案外あっさり利用が認められたというケースも良く聞きます。
直属の上司が最初は反対していたけど、ちゃんと仕事に役立てるつもりという目的を説明したら賛成してくれたというケースも聞きます。
是非、会社の空気感や同調圧力に負けずに、ここで一歩踏み出して頂ければと思っている次第です。
そんなわけで、とりあえず私の方で、なんとなく会社がSNS禁止の空気になっている企業の皆さんに使って頂くための、ツイッター利用申請の社内稟議書の叩き台を作ってみました。
私も大企業を退職してから20年経ってしまっているので、稟議書のテンプレとしてこれで良いのかどうか自信ありません(汗)
改善のご指摘や、フィードバックは是非お願いします。
元々は、現在進行中の書籍でも取り上げようと思っていた話ですので、実際に社内で禁止の雰囲気だったけど、このタイミングで提案してみたら上司が認めてくれた、という事例とかありましたら教えて頂ければ幸いです。
なお、どういう風にツイッターやブログを使えばいいかというのは、経営者の方々やリテールの方々のリストをまとめてみてますので参考にして下さい。
1人でも多くの日本のビジネスパーソンの方々が、コロナフリーのデジタルなコミュニケーションの世界に足を踏み入れてくれると、日本のデジタルシフトも進むと思いますので、皆さんのご協力を是非お願いします。
ちなみに、実名でツイッターやブログ使うとリスクあるでしょ、と心配な方にはこちらをどうぞ。
ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございます。 このブログはブレストのための公開メモみたいなものですが、何かの参考になりましたら、是非ツイッター等でシェアしていただければ幸いです。