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「オウンドメディア」の定義について、英語のWikipediaには、ちゃんとオフラインのケースも並んでいたのでご紹介

先日、オウンドメディアの定義が日本では狭すぎるのではないかという記事を書いたんですが。

その記事のコメントで、高広さんがアメリカのWikipediaに掲載されているトリプルメディアの定義の一覧を教えてくれました。
(ちなみに、海外ではトリプルメディアとは呼ばれず、頭文字とってPOEMとか言われるみたいですね)

日本のWikipediaの「オウンドメディア」のページも同じ2012年の文献の項目を引用しているみたいなんですが、オフラインの事例の所はすっぽり抜け落ちてるんですよね。
多分、日本語のページを作られた方が、作る際に必要性が低いと判断されてしまったんだと思いますが。
今となってはちゃんとオフラインも掲載しておいて欲しかった気はしますね。


ということで、自分のメモのために、こちらで英語版の記載を自分翻訳で掲載しておきます。

ペイドメディア

企業や代理店によって生成された企業やブランドに関連するメディア活動
オフライン事例
・伝統的な広告(例:テレビ、ラジオ、新聞や雑誌の印刷広告、屋外広告)
・スポンサーシップ
・ダイレクトメール
オンライン事例
・ディスプレイ/バナー広告
・検索広告(例:Google広告)
・SNS広告(例:Facebook広告)
・電子メール広告

オウンドメディア

企業や代理店がコントロールしているチャネルにおいて生成された企業やブランドに関連するメディア活動
オフライン事例
・小売店舗の店舗内展示
・パンフレット
・企業のプレスリリース
オンライン事例
・企業やブランドのウェブサイト
・企業やブランドのブログ
・企業が所有しているSNSのページやアカウント
(技術的に厳密に企業の管理下にあるわけではないが)

アーンドメディア

企業や代理店が直接生成したのではなく、顧客やジャーナリストによって生成された企業やブランドに関連するメディア活動
オフライン事例
・ニュースメディアのカバー
・専門媒体における露出
・専門媒体における評価やレビュー
・顧客間における商品に関するクチコミやアドバイス、推奨。
・商品をお互いに見せ合ったり説明してくれる消費者
オンライン事例
・デジタルメディアにおける露出
・オンライン上のクチコミ
・オンラインコミュニティやSNSにおける投稿
・オンラインのレビューやクチコミサイト

三つのメディアの定義のところが哲学的な表現での分類になっているので、少し最初は戸惑うかもしれませんが、事例とセットで読み込むと腹落ちしやすいのでは無いかと思います。

この辺はイベント当日にはあまり深掘りできないと思いますので、27日のイベントに参加される方は基礎知識として読んでおいて頂けると幸いです。


ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございます。 このブログはブレストのための公開メモみたいなものですが、何かの参考になりましたら、是非ツイッター等でシェアしていただければ幸いです。