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小嶋陽菜さんは、もはや元アイドルを超えて、経営の王道を歩んでいる模様。

ほんと、スゴイ話ですよね。

小嶋陽菜さんのD2Cブランドの成功自体は2019年に日経クロストレンドのインタビューを読んでから、ずっと横目で注目していたのですが、それからさらに進化されている印象です。

小嶋陽菜さんといえば、当然ながら「元AKBのこじはる」として紹介されることが多いと思うんですが。

こうやってインタビューを読む度に、完全に思考回路が起業家や経営者のそれになっているのが良く分かります。

特に今回凄いなと思うのが、ちゃんと経営チームを強化する形で、CEOを採用して権限をチームにシフトしているところですよね。
いわゆる著名人のD2Cブランドって、その人がワンマン社長のままだったり、逆に立ち上がったときから看板をやっているだけで、他の人が経営を裏側で全部やっていたりするケースが多い印象ですが。

小嶋陽菜さんの場合は、まず自分で一通り学んでやってみた結果、自分に足りないものを経営チームとして組成していっている印象がスゴイあります。

私自身、経営者としてチーム組成の重要さと難しさを痛感した経験があるので、これはウラヤマシイぐらい凄いと思います。

新経営体制を確立するにあたって、heart relationのnoteを立ち上げて詳細の背景をかかれているんですが、こちらも赤裸々に裏側が書かれていてめっちゃ面白いです。

社長を見つけたのがYouTrustの副業募集だったというのもスゴイ話ですね。これ、めっちゃYouTrust登録する企業増えるんじゃないでしょうか。

「コロナ禍で事業計画の変更を余儀なくされたが、それでも売上は前年比で2倍近くに増えた」というのもスゴイですよね。

アパレル業界がコロナ禍で受けたダメージを考えると、その中で成長できているというのは本物の証じゃないかなと思います。

3年前にこじはるさんの記事を読んだときは、これからこういうタレントの方の起業が増えるのかなと軽く思っていた記憶がありますが、ここまでの本気の成功を真似するのはちょっとやそっとではたどり着けない気がしてきました。



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徳力基彦(tokuriki)
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