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映画「君たちはどう生きるか」の興行収入は、実は200億を超えて、まだまだ増加中のようです

映画「君たちはどう生きるか」のアカデミー賞受賞、本当にめでたいですよね。

ただ、ちょっと気になっているのが日本のメディアの興行収入の報じ方。
映画「君たちはどう生きるか」は日本の興行収入が88億円という数字ばかり報道されてる気がしちゃうんですよね。

「君たちはどう生きるか」の興行収入は、実は海外の興行収入を加えると、既に1億6700万ドル超えてるんじゃないかという集計数値もありまして。

これ日本円換算だと軽く200億円超えてるんですよね。
でも、今のところ合算数値で報道してるメディア記事にお目にかかったことがありません。
なぜなんでしょう?

しかも、実は国内88億円という数値も暫定です。
というか既に更新されてるそうです。

昨年の夏に公開された映画なのに、まだ270館で公開中って凄いですよね。
今回のアカデミー賞受賞効果に加えて、豪華ハリウッド俳優陣による英語吹替版も国内上映されるようですし、アメリカでも再上映されるようなので、まだまだ記録は伸びそうです。

しかも、今後さらに注目されるのは、実はまだこの興行収入には中国が入っていないという点です。

実は中国で上映されることもアカデミー賞と同じタイミングで発表されたんですよね。

で、ジブリ作品は中国で時差式に公開されていっているんですが、2019年に公開された「千と千尋の神隠し」の中国での興行収入が75億円を超えていたという実績があります。

最近中国でヒットした「すずめの戸締まり」とか、「THE FIRST SLAM DUNK」は1億ドル前後の興行収入でしたから、「君たちはどう生きるか」がその規模のヒットを中国で成し遂げると、実は日本映画の海外での興行収入記録を更新する可能性も見えてきてるんですよね。

唯一気がかりなのは、せっかくこの盛り上がるタイミングに、スタジオジブリの公式Xアカウントも閉鎖してしまっていて、YouTubeにあがっている公式動画も米津さんのMVぐらいで。

公式サイトもほぼ更新がされていないという点でしょうか。
スタジオジブリのサイトのトップにアカデミー受賞のお知らせすらないですからね・・・

アメリカの公式アカウントはアメリカの配給会社のGKIDSが運営しているのでアクティブという不思議な状態です。

本来はスタジオジブリを買収した日本テレビ側のチームが、ここで日本の子ども達にもう一度ちゃんと「君たちはどう生きるか」をちゃんと見てもらうべくプロモーションするべき絶好のタイミングだと思うんですが・・・

なお、今日13時からの雑談部屋「ミライカフェ」では、この辺の話も含めて皆さんと日本映画のアカデミー賞ダブル受賞の余韻に浸りたいと思います。

タイミング合う方は是非ご参加下さい。


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