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「普通」の人のためのSNSの教科書 という本を出版することになりました。  #SNSの教科書

8月7日(金)に『「普通」の人のためのSNSの教科書』という本を出版させて頂くことになりました。

noteプロデューサーになってから出版させていただく、初めての本になります。
当然、私の本なので、SNSの教科書というタイトルでありながら、SNSとブログやnoteの活用のための本です。

私自身は、「SNSというのはソーシャルネットワーキングサービスの略称であって、ツイッターとかブログは厳密にはSNSじゃないから、ソーシャルメディアと総称すべし」みたいなインターネット老人会の人間なんですが。

出版社の方々とも議論の上、普通の人を対象にするのであれば、ここは思い切ってSNSとくくるべきだろうと、自分の腹もくくって「SNSの教科書」という大上段のタイトルをつけさせていただきました。
ハッシュタグも 「#SNSの教科書」でシンプルにいきたいと思います。

なお、副題に「自分の名前で仕事がひろがる」と入っているように、ここでいう「普通」の人は、いわゆる会社や組織に所属するビジネスパーソンを想定してます。

どうしても、ツイッターとかインスタとかで、目立ってるアカウントって、芸能人のような著名人や、ネット界隈のインフルエンサー的なSNS自体が仕事と直結している人が多いので、使い方が実は「特殊」です。

特にSNSは個人のキャラが前面に出てしまうので、組織に所属している人が、そういうピンで活躍している人の本音トーク全開の使い方をいきなり真似すると、炎上とか批判のリスクがどうしても高くなっちゃうんですよね。


その結果、企業の人事や広報からすると、SNSのリスクばかりが強調されてしまって、「なんとなくSNSは禁止」という空気の企業が、日本にはまだまだ多く残っているように感じてます。

一方で、実際にはすでにFacebookとか、ツイッターとか、インスタとか、ブログとか、noteとか、様々なSNSが仕事に役立ってる人は、日本でもどんどん増えています。

そこで、この本ではいわゆるネットインフルエンサー的な「特殊」な人の使い方の反対語として、あえて「普通」の人という言葉をつけさせていただきました。


でもSNS使ってない人にはSNS使ってる人の成功体験って、なかなか伝わりにくいんですよね。
しかも私の15年前の逸話だけだと説得力が薄いはず。
そこで、今回の書籍では、20人以上のたくさんの方に、ご自身の逸話を紹介してもらってます。

ご協力いただいたみなさん、手を挙げていただいたけどページ数の関係で書籍には掲載できなかったみなさん、本当にありがとうございました。

今回の書籍は、他にも様々な方にご協力いただいて「SNSの教科書プロジェクト」的にチームでつくられた本になってますので、いつもの私の徳力メソッドな結論のない感じではなく、読みやすい本になっていると思います。

私のnoteを読んで頂いている方には、かなり基本的な話が中心になると思いますので、是非みなさんのまわりのSNSとかnoteとか使うべきなのに、まだ使ってない方とか、一度やってみたけどうまく続けられなかった方に、是非ご紹介頂ければ幸いです。

今はまだ、SNSとかnoteとかやってるというと、会社の中でも珍しい人扱いされがちな企業が少なくないとは思うんですが。
日本の組織って、5分の1から3分の1ぐらいの人がSNSをやるようになると、急に組織の中でもやるのが普通な空気感ができていくと感じてます。

是非みなさんの組織の中で、デジタルコミュニケーションができる仲間をふやし、SNS上のつながりをひろげるのに、この本が少しでもお役に立てば幸いです。



ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございます。 このブログはブレストのための公開メモみたいなものですが、何かの参考になりましたら、是非ツイッター等でシェアしていただければ幸いです。