見出し画像

KINCHOの広告が、攻め続けられるのは、事前会議で企画を丸くしないかららしい。

なるほどなぁ。

KINCHOさんの広告も、攻めているのが印象的ですが、「CMの内容を事前会議にかけることはない」と言い切ってるのが凄いですね。

「広告というのは、決裁のプロセスが多くなって、人の意見が入れば入るほど角が取れて企画は丸くなってしまいます。そして、丸くなったら誰の印象にも残らなくなってしまう。だから弊社は必要以上の確認はしません。」というくだりを聞いて、羨ましく思っている広告関係者の方は少なくないはず。

もちろん、チェックのフローが少なくなればなるほど、炎上のリスクも普通は上がっていくはずなんですが、そこで炎上していないのがさすがKINCHOさんだなと思います。

そういえば、日テレの土屋さんも同じ趣旨で少し過激なタイトルの記事書いてましたよね。

やっぱり、攻めの番組とかクリエイティブなCM作りをしたい場合は、日本の合議制とか稟議制というのは悪い方向に出てしまうのかなと言うのは、今回のオリンピックの開閉会式でも感じるところあったなぁと思ってしまったり。

ちなみに、記事の中には、タイトルにある炎上しないための極意は実は見当たらなかったんですけど、「評判のいいCMほどクレームも多いんです。」という姿勢で構えているのが大事なのかなと思ったりします。

同じような話は日清食品さんがされてた記憶もあり、話題になるCMであればあるほど、クレームも増えるんですよね。

ただ、そのクレームをちゃんと普段から共有しているからこそ、一部の人のクレームが炎上状態になるほどまではいかないラインというのを見極めることができるのかなと思ったりします。

最近は広告も炎上することが増えていて、攻める広告主が減ってきている気もしますが、KINCHOさんには引き続き良い事例を作って欲しいです。


ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございます。 このブログはブレストのための公開メモみたいなものですが、何かの参考になりましたら、是非ツイッター等でシェアしていただければ幸いです。