ファミマの躍進で改めて考える、V字回復の立役者足立光さんの凄さ
いやー、足立さんは本当に凄い人ですよね。
足立さんがファミマのCMOになってから手掛けたファミマルも、着実に売上をあげてるんだそうです。
私自身はコンビニではお菓子とかアイスとかしか買わないので、ファミマルの惣菜とか意識することは全くなかったんですが、ファミマルがファミリーマート全体の売上を牽引していると言うから凄いです。
上記の記事は会員向け記事なんですが、無料部分でも読める部分で足立さんらしい話だなと思ったのがこちらの逸話。
たしかに、パッケージの写真がめっちゃ魅力的です。
マクドナルドのV字回復を足立さんが手掛けられたときも、ハンバーガーの包み紙をグローバルの方針から大きく変えて、インスタ映えする包み紙に変えることで、SNSでシェアされる機会を大きく増やされていたんですよね。
私も講演で、顧客のクチコミを増やすための事例として使わせていただいてたので、良く覚えてます。
足立さんが入る前から、当然ファミリーマートの人たちもパッケージはこだわって作ってたんだと思うんですが、足立さんが外から外部の視点を持ち込むことによって大きく変わるんですよねぇ。
足立さん、実はガッツリ、ツイッターもやってますからね。
こんなにツイッター激しくやってる小売の偉い人みたことないです。
日経クロストレンドさんに掲載されていたこちらのインタビューも必読です。
※CMO足立氏の大変革 「新商品がないと売れない」はマーケ部の怠慢:日経クロストレンド(この記事は2022年10月5日 0:04まで無料で読めます)
足立さんが出した書籍に、「劇薬の仕事術」という非常に怖いタイトルの本があるんですが。
足立さんは、我々一般人がルーティーンでやりがちな一つ一つの仕事の価値を、本当に常に真剣に考えている人なんだろうなと思います。
特に個人的に足立さんが凄いのは、外から外様で入っていくのに、気がついたら中にもパートナー企業にもたくさんファンをつくって、モチベートしている点です。
これ、日本企業においては特に重要な能力だと思うんですよね。
改めて若い世代の方々にはこちらを読んでみることをお薦めしたいと思います。なんてことはない仕事が魅力的に見えてくると思います。