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美術人類史

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何故、美しいものを見て、美しいと感じるのでしょう? また同じ対象でもそうと感じる人もいれば感じない人もいる。 私と貴方。貴方と私。 私と貴方達。貴方達と私。 私達と貴方達。貴方…
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記事一覧

《美術人類史.Ⅷ》 創造の純度

森羅万象の連鎖関係を宇宙の均衡と想定するなら、無限に複雑なシステムに漠然と自然美を覚えま…

《美術人類史.Ⅶ》 美の文化創造

日常の意思の伝達動作や、自然や神を敬える様な感情を、私達はどう体得したのでしょう? 基本…

《美術人類史.Ⅵ》 見えざる美の誤解

今回のテーマ「見えざる美の誤解」とは、美術文化から人類史を断続せずに継続的に解釈する時に…

《美術人類史.Ⅴ》 存在を読む(前編)

人類史上で誰がどんな造形を行うにせよ、当てはまる3つの条件があります。 1つにフィールド。…

《美術人類史.Ⅳ》 美のバランス

『人の思考表現の共有で、人類にとっての「物」の全てがある』  これまでの内容から美術人類…

《美術人類史 .Ⅲ》 美と生死と帰着

人は知能表現を得て以来、森羅万象の観測できる範囲の事象を認知すると、対象へ自ずと意義や意…

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《美術人類史.Ⅱ》 美の使命

宇宙の事象が相対バランスで成り立つと仮定し、人類が知能(意図の表現を工夫する力)を獲得した事で「森羅万象に対し観測する側、追随する立場」に成ったとする見解をコンセプトにして、人体は自然物であるのにも関わらず、人工物が自然物の様に完結な質量を持ち得ない現象に着目し、美術人類史は人類の歩みを美術の側面からの読み解く事をテーマにしています。 今回は、「美の使命」について、 最初にこちらの文章を足掛かりに考察します。 「夜空に輝く星々は美しい。」 素敵な光景と余韻ある感動が伺え

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《美術人類史.Ⅰ》 美の起源(後編)

さて後編は「人の表現」について考えるところから始めます。 「表現」とは想起する意志、つま…

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《美術人類史.Ⅰ 》 美の起源(前編)

早速ですが「美の起源」についてからお話しします。 思い浮かべて下さい。この世で最初に芸術…

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《美術人類史.Ω》 はじめに

早速ですが、美術、芸術と聞いて、皆さんはどのような印象をお持ちになるでしょう?  漠然で…