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最高の蹴りゲーAC6の良い所6選:10年待ち続けた甲斐のあるゲームだったなあという日記

 AC6。アーマードコア6。自分が10年、いや15年(fa信者なので)待ち続けていたゲームは上がりに上がったハードルをアサルトブーストで悠々飛び越え、最高のプレイ体験を提供してくれました。この記事はその興奮をそのままに、AC6の良かった所をただひたすら書き連ねる自分なりの備忘録です。



ブーストキックからの連撃が超気持ちいい

蹴りまくれ!

 まず最初にお伝えしたい事は、AC6は蹴りゲーという事です。このゲームで一番大事なのは蹴る事で、次に大事なのも蹴る事です。蹴り、正式名称ブーストキックは最初操作の複雑性を抑えるために封印されている機能なのですが、正直最初から解禁しておいてもよかったんじゃないかってぐらいこのゲームの根幹を成すアクションであり、凄まじく爽快感のある行動です。

 敵を蹴るとガキィン!とめちゃめちゃ痛そうな音が鳴り、敵にダメージを与えることができます。そして副次効果としてスタッガーゲージ(溜まると敵が動けなくなるSEKIROの体幹ゲージみたいなもの)が溜まり、敵の動きが停止し、更に一時的に防御力が下がります。いい事ずくめです。

  基本的にAC6を触ったばかりの人達がぶつかる悩みである「ダメージが溜まらない」「敵が固すぎる」「武器によってスタッガーが溜まらないからアセンが限定される」という悩みは全て蹴りが解決してくれます。蹴りは両手、両肩に続く第五の最重要武器です。

遠距離からチャンスを伺い……
アサルトブーストで一気に突っ込んで……
蹴る!
スタッガーゲージが赤!敵は無防備になり追撃チャンス!

 この蹴りを当てるための過程がバトルにリスクリターンの概念、そして戦闘距離のメリハリを与えてくれています。まず初めは遠~中距離から銃とミサイルでチマチマ削り、チャンスと見ればアサルトブースト(2倍ぐらいの速度で前進できる機能)で一気に接近、勢いのまま蹴りをぶちかましそのまま至近距離から手持ち武器を乱射。そしてトドメとばかりにまた蹴りをぶち込む。この一連の流れが上手く決まると最高に気持ちいいです。

 困ったら近づいて蹴りましょう。そして気持ちよくなりましょう。蹴りを自由に使えるようになったその時からAC6は最高のロボゲーと化します。


ジャンプボタン押しっぱで無限に上昇できる

飛ぶぜ、エネルギーのある限り

 AC6はロボゲーなのでジャンプボタンを押す事でエネルギーが尽きるまで上昇し続けることができます。「そんなん当たり前じゃんッ!」とか思う人もいるかもしれませんが前作のACVではそれができず、ジャンプボタンを押すだけでは一定高度までしか上昇せず、更に高く移動するためにはわざわざ壁を蹴る必要がありました。自分はこの操作感がちょっと苦手で、V系にはそこまでのめり込むことができなかったんですよね。

飛べ!エネルギーのある限り!

 今回めちゃめちゃマップが立体的で、上昇ブースト移動をこれでもかと駆使しまくって移動するマップが多いです。当然、上昇速度と上昇可能時間はパーツの組み合わせ、アセンブルによっても変わるので悩みどころですね。

上から叩け!エネルギーのある限り!

 敵と戦う際にも思う存分トップアタック、上から攻撃することが可能で、売り文句の「三次元的な戦闘」が十二分に可能になっています。流石に無限飛行はACfaに比べれば難易度高いのですが、それでも近い事は存分にできます。超たのしい。


EN兵器が発射時にエネルギーを消費しない

撃つぜ、エネルギーが無くってもさ

 弾丸ではなく、ばしゅーんと青白いレーザ光線を発射するレーザーライフル、着弾点の一体にプラズマ領域を発生させダメージを与えるプラズマライフル。これらのSFチックなEN(エネルギー)武器を操り敵を倒していくのはアーマードコアの醍醐味……なのですが、これまでの作品では発射する際に一定量のENを消費してたんですよね。

 自分はENをバンバン使って高速移動する機動戦が大好きなので、どうしても移動に必要なリソース、ENを消費する武器を採用するのはちょっと……って感じだったのですが、今回はEN武器を使用しても機体のエネルギーを消費しません。正直エネルギー武器って何だよ……って感じになりますがレーザーライフル二挺持ちでバシバシ撃ちまくる快感には勝てません。最初から最後まで自分の主力武器はレーザーライフルでした。楽し~!まあEN武器はEN負荷バカ高いしEN武器適正高いジェネレータは軒並み補充が終わってるのでその分のハンデを背負ってるんですけどね。それはそれ、これはこれ。


ランカーAC全員とミッションで戦えるし、良く喋る

今回のアリーナは仮想空間でのデータ再現という形

 ACでは毎作のお約束として「アリーナ」という施設があり、そこではACと1対1の勝負が出来ます。アリーナで戦うACには様々なバックボーンが設定されていて、それを見ながら背景を想像するのがACの楽しみでした。今回も当然アリーナは実装されており、下記のように仮想空間内で再現されたACデータとの戦闘を行う事ができます。

こんな感じでアリーナではランカーACの説明が出る
アリーナでの戦闘時は一切喋らないが……
実際のミッションでランカーACに遭遇することができる
ランク最下位だがキャラは濃い

 アリーナは再現データ扱いなのでパイロット、いわゆる中の人は喋りませんが、本編ミッションでは別。めちゃめちゃ喋ります。

敵APをある程度削った時の台詞 こういうのがキャラに深みを与える
恐らく普通プレイでは絶対に見ないであろう被撃墜台詞

 有利時、不利時、撃墜、非撃墜etc、とにかく過去イチ台詞パターンが多いです。しかもアリーナに出てくるACが全員ミッションに出てきます。これ、わりと革命的な事で、今までのシリーズではアリーナに登録はされてるもののミッションでは姿を現さない、いわゆる水増し感のあるランカーがいたのですが、それが一切ないのは個人的に物凄く感動的でした。うお~AC6すげ~って涙流しながら全員倒しましたよ。傭兵稼業だしね、しょうがないね。


キャラの立ちっぷり、ストーリーが過去最高に魅力的(AC比)

 AC6は今までのアーマードコアシリーズの中で一番キャラが立っているし、ストーリーが良いと思っています。ストーリー関連はネタバレになってしまうので一切触れないでおきますが、とにかくキャラはみんな良く喋りますし、主人公とよく絡みます。

本編の重要キャラの一人、V(ヴェスパー).IV ラスティ兄貴
めちゃめちゃイケメンAC 中の人の性格もイケメン
いちいち台詞回しがかっこいい所がまさにAC
こういう共闘シチュエーションが最高なんですよね~
ミッション後にも通信が来ます
このエンブレムがいいんですよ……
ほめてくれます
こんなん惚れてまうやん……

 こんな感じでめちゃめちゃかまってくれます。過去最高に通信量が多いです。自分はACにキャラ性を求める派なので本当に楽しかった。ラスティ兄貴大好きや……。


フォトモードがブンドド適正最高すぎる

いろいろ設定できるよ!

 AC6の隠れた?目玉としてフォトモードがあります。基本的に上記のように四六時中UIをOFFにした状態で写真を撮る事ができます。これが楽しい。めちゃめちゃ楽しい。どのぐらい楽しいかっていうと……

たのしい
た、たの
たののののの
たのしいすぎる
あわわわわ
はわわわわわ

 こんぐらい楽しい。色々な写真撮りまくり撮れまくり。「俺のAC超超超かっこいい所」を余すことなく抑える事ができます。この機能考えた方、本当にありがとうございます!ありがとうございます!


勢いのままトロコン

 と、いうことで色々と脈絡なく良い所を書き連ねてきましたが、何が言いたいかって言うとAC6はACVDから10年待ち続けた甲斐があったと言っていい神ゲーってことです。脇目も振らずプレイし続け一気にトロコンしちゃうぐらいには素晴らしい出来です。願わくばこのままシリーズ展開が再開してくれると嬉しいです。もう既に追加コンテンツが欲しくなってきました。まだまだルビコンの空を駆け抜けたい。

 続編出してくれ、頼む。頼む~~~~~~~~~!!!!

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