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まぼろし

大切にしているものはなんですか?

今が永遠に続かないことだけが自分の中で、確証されている。

過ぎてゆく日々を日常と、呼べない。
常に存在し続けるものなどはなく、
いつかすべて無くなると思って、
いつかすべて終わってしまうと思って、
あたりまえはあたりまえじゃなくて、
だから目の前にある全てをただ大切にしたいだけなのにな。


涙には理由をつけたい。感情と肉体は一体であるけれど、時に分離して泣いたりする。悲しいことはなく、痛みもなく、でも涙は流れる。

夜は等しく孤独であるべきだと思う。

ひとりでいないと、誰かといる時間に対して切なさを感じることができなくなってしまうような気がして自らひとりになったりするけど、結局寂しさに心が侵食されて漏れ出すのは涙なんだよな〜

寂しさの正体を知ることができたら、寂しさを克服できるのだろうか?

わたしの好きな日本語語録


いつも思い出の風化が怖くて、だからできるだけ綺麗にも汚くもならない純度の高い言葉でその日を保存しておこうという意志の日記。
時間によって変化するものが多すぎて困るけど、劣化も美化もされない思い出を大切にしたいです


ひとと会ったら絶対帰り道がある。
誰かと別れる時、ばいばいまたねってお別れしてそれぞれ別の方向を向く
誰かとの時間がひとりの時間になって、どんどん自分の部屋というありえないほどの現実に向かう道を辿る。
ひとって、結構すぐ、会えなくなるね。
だから、いつだって最後のバイバイでもいいように手を握って抱きしめてまた会えますようにってぎゅってする。
さよならはまた会うためのおまじないだってエヴァでも言ってたし、
少し前まで、結構ほなねーってサラッとしてた別れ際、ともだちに寂しい!いま、バイバイしたあとしんだら絶対後悔するからハグしろ!って怒られて、ハグをしながら、あー、人といる時間って特別だったんだってその時、当たり前だったことに気がついた。
誰かと、人といる時間を当たり前だと思ってはいけない。
また明日も会えるからと思ってはいけない。
人はすぐしぬ。
会う時間も始まれば、終わる

はじまれば、おわる。


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