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『ガールズバンドクライ』の11話がすごすぎた話

ガルクラ11話、本当にすごかった……!

としか言えなくなるほどの衝撃を受けた。10話までも面白い作品だったけど11話はさらにギアを上げてきた感じだ。今までの積み重ねてきたものがすべて結集したという感じがある。

とにかくいろいろと内容が詰まっていた。事前予想だと11話はつなぎの回で12話か13話でフェスが終わって最終回だろうなーと暢気に構えていた。せいぜいダイダスのライブで奮起した仁菜が描かれるくらいだろうなと漠然と思っていたのである。

しかしふたを開けてみると怒涛の展開。すばるとおばあちゃんの話もやるし、ダイダスのライブもやるし、トゲナシトゲアリの演奏もあるしで内容が詰まりすぎていた。内容が多いからと言ってそれぞれがおろそかになっているということもなく、過不足なく丁寧に無駄なく描かれていたので巻いているという印象もなく、ただただ怒涛の面白さと感動が押し寄せてきたという感じがする。冒頭にも書いた通りとにかくすごいエピソードだった。

ガルクラって普通だったら長い尺を使うような話をさりげない描写であっさりと終わらせるようなことが多い気がする。すばるの話や仁菜の家族の話、ダイダスやルパさんの掘り下げだったりとこれらの話は普通だったらもっと長い話数をかけて描くことが多いと思うが、ガルクラはそういった部分を手早く終わらせる。尺が短いからといって不足している描写があるわけでもなく違和感なく楽しめる。そういったスピード感が本作の魅力だと思う。毎話最後にはしっかりと締めて感動させてくれるので本当に面白い。

このあたりはアニメスタッフのまとめる力がすごいように感じる。伏線などは張っておくけど回収するかどうかよりも、とりあえず1話1話の話の面白さを作ることを重視しているように見える。それが功を奏しており毎話本当に楽しめる作りになっていると思う。

12話も本当に楽しみだなと思う。13話までやるらしいけど2期はあるんだろうか?個人的には2期が見たい気持ちもありつつ、無理に引き延ばすならそのまま終わらせてほしいという気持ちもある。なんにせよここまでハマっているアニメは久々なのでまた来週にも期待したい。

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