最近読んでいる本(2024年2月20日版)
更新しなければいけないが、話題がないので最近読んでいる本を語ろうと思う。
ナシーム・ニコラス・タレブ『反脆弱性』
読んでいるといってもメインとしてはこの本くらいしか読んでいないというのがある。上下巻がともに400ページ、合計約800ページという長大な分量なので読むのが大変だ。ただ内容自体は非常に興味深いことが書いてあるので面白い。
本書では反脆弱性という著者が提唱する概念が主に説明されている。反脆弱性について語ると長くなるのでそのうち投稿するであろう書評の方に書くと思うが、とにかく面白い本だ。前著の『ブラックスワン』とともにオススメ。
米澤穂信『巴里マカロンの謎』
最近アニメ化が発表された『小市民シリーズ』の短編集がこの本となっている。アニメの範囲は1クールであればおそらく『夏季限定~』のところまでだと思っているが、『巴里マカロンの謎』ではとある準レギュラーっぽいキャラクターが登場するのでこの短編もアニメ化するんじゃないかと思ってる。恐らくすぐ読み終えられるとは思うが、遅くとも夏までには読みたいところ。
羽田正『東インド会社とアジアの海』
東インド会社については前々から興味があったので読んでみた。興味を持った理由は日本の戦前においての満鉄とどう違うのかが知りたかったというのがある。なんとなく企業の背景などが似ていると思ったので比較してみるとどうなんだろうと疑問に思ったわけだ。
ただ実際に読んでみると時代背景や背景情報が違いすぎるので単純比較ができないなと感じる。確かに似ている点もあると思うし違う点も多々ある。やっぱり歴史って細かい要素の積み重ねなので似たように思えるものでも単純に類似性を語れない部分は多い。
まとめ
だいたいこんな感じだが、他にも読んでいる本は多々ある。三島の豊饒の海シリーズも読んでいるが、劇中に出てくる本の話になってしまいなんとなく読む気が削がれている。とりあえず今月中に『反脆弱性』を読み終えたい。
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