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Netflix版『オオカミちゃんには騙されない』の感想
※Netflix版のオオカミちゃんのネタバレがあるので注意。
・男性側が告白するときに女性側がオオカミの着ぐるみを着て、オオカミが風船を渡したら告白成功、風船を話したら告白失敗という形式。
・トモキと桜子の告白がいきなり失敗。まさかのオオカミ。桜子とトモキは一番仲良く固定の組という感じだったのでこれはびっくり。
・そこらへんの物語見てるよりも衝撃的だったかもしれない。オオカミちゃんではランダムに衝撃が産まれ面白い。何ならオオカミであった方が物語としては面白いまである。
・2組の告白は大珠とほのか。ここはカップル成立。1組くらいは成立させてくれないと番組としてどうなのと思う面もあるのでこれは良かった。
・3組目はmikakoとマサキとwho-ya。ここも意外だったというか完全にmikakoオオカミだと思っていた。
・who-yaの「一番いいなあって惹かれてた人がライブ1回見て『やっぱり私Who-yaのことが好き』とか言う人じゃなくて良かったなと思いましたね」というセリフはなんか好き。
・4組目はロビンとじゅり。ここは1話か2話ですでにオオカミだということが確定していたので言うことはない。
・ただオオカミちゃんのルールで1つだけ疑問に思うのが「オオカミだったとしても普通に付き合えばいいのでは?」ということだ。個人同士の自由恋愛を制限することなんてAbemaのサイバーエージェントやNetFlixだとしても原理上できるわけないんだから「そこまで好きなら勝手に付き合えばいいのでは?」としか思えない。
・有名人なのでルールを破ってしまうと仕事をもらえなくなるからそのルールに従わなければならないという要因が働いているのであれば自由恋愛を阻害しているという点で問題だと思うし、そういったことをいろいろ考えてしまい自分はこのリアリティショーに入り込めないというのはある。
・なので自分はどうしても1つの物語としてしかオオカミちゃんを見れないというのがある。物語としてランダム要素を取り入れリアル感を増した物語として受容はできるが、本気の恋愛としては受け取れず「どこまでが脚本でどこまでが自由にやっているんだろうか?」とか考えてしまう。
・このオオカミちゃんという作品はそういったメタ的な構造が普通のリアリティーショーよりも多く読み取れるからこそ面白いという一面もあるのではないかと思う。
・ただ、だからといって自分もすべてが脚本だと思っているわけではない。オオカミが誰かわからないという状況は本物だろうし、オオカミちゃん側の罪悪感等も本物なのだろうと思っている。だからこそ10人の友情自体はある程度信じられるしそういったところにエモさを感じる面はある。
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