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【シャニマス】バイ・スパイラルの感想

シャニマスの越境コミュ『バイ・スパイラル』が実装されたので早速やっていこうと思う。せっかくなので1コミュごとに感想を書きつつやっていく。

1つの話が終わった後に一括で感想を書くわけではなくその都度思ったことを書いていく形式なので感想というより文章での実況に近いかもしれない。

他の人が見て面白いかはわからないけど初見の生の感想を残しておけるのであくまでも自分としてはメリットが大きいと思っている。それでは早速書いていく。


OP:エンカウント

甜花ちゃんが光の魔法使いの話を読み上げている。コミュの中に物語が差し込まれるとベリソを思い出してしまう。

ベリソの中で描かれる物語は実装された当初よくわからなかった。ただ後にシーズコミュでその物語が深く関係してくるという感じだったのでもしかすると今回もボディーブローのように後からじんわり効いてくるのかもしれない。

ここで光と闇という対比が登場するが、いかにもコメティックと関わりがありそうだ。絶対純白領域とルカの対比、もしくは283プロとルカの対比が魔法使いの物語を介して示されるのではないかと予想している(まだOP段階なので全然違うかもしれないけど)。


願いを込めたスカイランタンを夜空に飛ばすらしい。ランタンというモチーフ自体が光と闇と関係があるような気はする。ランタンは蛍光灯のようにはっきりと世界に光を灯すわけではなく光と闇のグラデーションとして淡い光を灯すのでそういったグラデーションの部分を描くんじゃないかと予想する(考えすぎかもしれないが予想するだけなら自由)。


ルカが来て気まずくなる283プロのアイドルたち。どうやらここでの出会いが初対面の様子。ここで他のメンバーが優しく声をかけて拒絶されてるのに普通にダンスのこと聞くあさひが最高すぎる。

甘奈や樹里たちはルカと会話のキャッチボールをしようとしてるのにあさひは会話のドッジボールをしようとしてる感が良い。透とか甜花ちゃんでもそういう絡みになりそうなのでホーム会話が楽しみ。


甜花ちゃんが夢中でゲームについて話してるんだけど甘奈はルカのことを考えてしまって話を聞いていない感じが面白い。ライトアンドダークネスというゲームというタイトルからの予想だけど、冒頭甜花ちゃんが読み上げていたあらすじがこのゲームの話なんだろうか。


第1話:ある提案

甜花ちゃんのゲーム画面らしき映像で出てきたけどこの背景って初だろうか?他に使いどころもなさそうなので初出なんだろうけどYu-noっぽさがあって好きかもしれない。

普通にチャットしながらゲームやってる甜花ちゃんが良い。Aちゃんって表記的に名前を伏せてるのかと思ってたけど、甜花ちゃんが「Aちゃんの方が上手いよ」と言ってるのでアカウント名がそのまま「Aちゃん」なのかもしれない。


この手のゲームで1位狙うレベルってヤバそう。敵とか言ってるのでFPSみたいな感じ?もしくはMMO系のRPGだったりするんだろうか?どちらにしろこういった界隈は競争がすごそうなイメージがある。詳しく知らないので実際はどの程度時間を費やさないといけないかはわからないけど。

他のみんなはルカのダンスを踊ろうかと考えているのに甜花ちゃんだけはゲームで1位を目指そうとしてるのが面白すぎる。これぞ甜花ちゃんという感じ。甜花ちゃんがいるだけで物語が明るくなるのでなくてはならない存在だと思う。


光の方が性能が高く闇は意味ないらしい。ここもコミュの本題と関わってきそうな感じがする。「光の方が重宝されやすいけど闇も必要なんだよ」という感じになるんじゃないかと予想している。


第2話:お日様と異物

甜花ちゃんの番組収録。司会者のキャラが立ってて良い。


外来種の話が出てくる。現時点で何を意味しているかわからないけど、これも話に関わってきそうな感じ。やっぱり外来種=ルカという意味合いなんだろうか?


あさひから生態系変わっちゃダメなのか?外来種も生きているのではないか?という問いが投げかけられる。やはりこれも外来種=ルカの線で既存の人間関係を変える存在として描こうとしているのかもしれない。

ルカの場合は極端だけどある程度関係性が出来上がっている集団の中に入っていくのってリアルでもあると思う。「新しい集団の中に入ろうとしている人=外来種」という立場で考えると「その関係性を少なからず壊して自分も中に入ってしまって良いんだろうか?」と思ってしまうことがあったりする。このコミュではもしかするとそういったところにも焦点を当てるのかもしれない。


どうでもいいけどテン三郎は流行りそう。

2話の最後でルカが誰かに写真を撮られて終わる。なんだか意味深。


第3話:ギャップ

僕もパソコンの方がやりやすいから(シャニマスを)パソコンで、やってます。


やっぱりあさひのダンス能力って283プロの中でも高いらしい。対抗できるのは美琴さんくらいなんだろうか?


Aちゃんのメッセージを仕事中により開けなかった甜花ちゃん。Aちゃんの催促が執拗である。スマホをスリープ状態にしていてもログイン中になってしまうタイプのゲームらしい。席を外している可能性もあるだろうに無視されたという解釈をしてしまったのかもしれない。


こういうゲームに本気になる考え方って外部から見ると馬鹿らしくて「適切な距離で楽しんだ方がいいのでは?」と思ってしまうけど、当人たちにとっては切実なことなのかもしれない。その熱意を他人に強要するのはどうかと思うけど1位をとることが存在価値という考え方なのかも。

というか人気ゲームで本当に一位とる場合って仕事とか生活すべてを犠牲にして取り組まないと取れないイメージがある。そういう意味では目指す段階で計画不足を感じる面はある。


キラキラしてるところってなんとなく場違い感があっていきたくないというのはわかる。Aちゃんもそういう自意識をこじらせているのかもしれない。


第4話:無意味なこと

計画してる段階からヒヤヒヤしてたけど実際に誘う場面見ると辛すぎ。流石にこの段階にまで拒否するのはリアルじゃないようにも思える。灯織と仲良くできたルカもいるわけだしここまで拒絶するのはなぜなんだろうか?

でも実際に思い込みが激しくて他人を拒絶してしまう人間もいるにはいるかもしれない。そういう意味ではいる人ではあるのかも。極端な人格にはしているけど。

「甜花ちゃんは偉い」って言えるだけAちゃんはマシな部類だと思う。本当にこじらせてる人だったら甜花ちゃんが自分と違う世界の住人かもしれないと思った段階で縁を切ってそうだし。


賊徒たちには光が行き届いてなかったということを光の魔法使いが知ったところで話が締められる。このあとこの物語が続くかはわからないけど、いくら光を与えても届かない存在はいるということを表現しているのだろう。


第5話:秘密のドア

ルカ自身が闇の者を照らす存在なのかもしれない。光のコンテンツで浄化されないけど闇のコンテンツで浄化されるみたいなことってあると思うしそういうことを描こうとしているのかも。


摩美々の一歩離れた距離感が良いなーと思う。真正面からの善意じゃなくて少し乾いた感じというかそういう淡泊な距離感の方がルカとしても接しやすかったりするのかもしれない。

一方的に善意で来られてしまうと友好的じゃない側が悪になってしまうという感じがあると思う。善意のコミュニケーションが悪いと言っているわけではないしそれに乗ればいいだけだと思うけどそれが苦痛に感じる人もいるわけだしルカとしてはからかい含みの摩美々コミュニケーションの方が相性が良いのかも。


樹里ちゃんのコミュの多くはシャニPや放クラと出会い変わってからの話が多いと思う。なのでこのあたりの変わったきっかけという話がSTEPで描かれるのかもしれない。放クラの初期段階の話は未だにやっていないので気になる。


2話の最後の写真撮られてたやつ、パパラッチかと思ってたけど一般ファンだったのか。こういうやつは普通に盗撮で害悪なので滅びるべし。どうしても撮りたいなら話しかけて許可とってから撮れ!


ルカはそのうち消えてしまうと思っているから光に触れたくないだけである意味で光を誰よりも求めているのかもしれない。


甜花ちゃんとのすれ違いにより、Aちゃんが闇堕ちしてしまった。周りの人間が会社経営してたりってことはそれなりにいい年だと思う。それなら少しは相手の事情を考えてやれよと思う面もあるけど本人としても焦燥感が強くて自分を制御できないのかも。


第6話:足の向く先

あまり意識してなかったけど今回シャニPの出番少なかったな。急に出てきた。


甜花ちゃんに暴言を送ってしまいアカウントを消してしまうAちゃん。どのチャットツールを使ってるか知らんけど、既読ついてないならチャット消せる機能くらい実装しとけよ運営!

アカ消しで関係性が消えてしまうともう連絡すら取れないし悲しい終わり方だと思う。ネットの関係の侘しさ。

でもリアルで付き合ってても遠方の知り合いだったりするとライン無視されるだけで関係途切れたりするからよっぽど関係性が深くない限りは繋がりって簡単に断ち切れてしまう気もする。


ED:無限遠より

ルカを追いかけまわす週刊誌記者が鬱陶しすぎる。せっかく流れでランタン祭りに行きそうだったのに。


光の魔法使いを助けるために自らの腕を賊徒に差し出す闇の魔法使い。

「傷に価値がある」というのは傷を抱えた人だからこそ同じ傷を抱えている人に対して伝えられる何かがあるということなのかもしれない。


最初あたりのコミュでも甘奈は考え事をしていたせいで甜花ちゃんの話を聞いてない感じだったけど、もしかすると考え事とか関係なく普段から甜花ちゃんの話をそこまで集中して聞いてないのかもしれない。とりあえず「すっごーい!」「面白そう!」と言っておいて相手をのせる天才甘奈。


これは完全に彗星モチーフのコメティックの伏線。今回の話と彗星というモチーフがあまり関りあると思えなかったけどそうでもないんだろうか?


イベントサポ『杖たちの足跡』

ルカが不機嫌そうに帰ってしまった後でも摩美々は笑って気にしてない様子なのが良い。ルカのどうしようもない面でも笑って気にしないでいてくれる関係性ってなんか良い。


ルカにこれをやろうとしてた摩美々最高すぎ。ルカって誰かと関わると態度が悪いのでどうしても悪者側になってしまうから本人も罪悪感を抱いて居心地が悪いんじゃないかと思う。なので率先して悪い子としてふるまって悪戯を仕掛けてくる摩美々の方が相性はいいと思う。

悪い子側だからこそルカを悪者にせず本人が罪悪感を抱かずに済む関係性でいられるのかもしれない。


摩美々もそうだけどあさひも普通とは違う形でコミュニケーションをとろうとしてて面白いと思う。少なくともこのコミュで出てきたルカへのコミュニケーションの取り方は以下の3つあると思う。

1:甘奈や樹里による善意のコミュニケーション
2:摩美々によるいたずら的コミュニケーション
3:あさひによるダンスの技術的コミュニケーション

どのコミュニケーションが良いとか優劣を描かずそれぞれのコミュニケーションの可能性を模索している感じが個人的には好きだったりする。現時点でルカはどのコミュニケーションに対しても拒絶しているんだけどルカが変わるにしても様々な方向性があるなと思える。


「光も闇もいつも隣に」というフレーズがあまり咀嚼できない感じだったけどこの段階にきてなんとなくこういうことかなというのはおぼろげにわかった感じがする。ただ言葉で説明するのが難しい。

光と闇が隣り合って存在していること自体が美しいというか、ただ光だけ、ただ闇だけ、という以上に存在しあうことで美しさが増しているとかそういう感じってあるような気がする。

単なる夜空のランタンという視覚的な美しさだけじゃなくて光のコンテンツと闇のコンテンツがともに隣り合って存在しているという意味合いとしても成り立つように思える。


読了後の感想

単にルカが変わるべきだというだけの話にしないところがシャニマスの良さだと思う。もちろん変わった方がいい面もあるんだろうけど、それだけじゃなくてルカが傷ついているからこそ伝えられるものがあるという可能性を示してくれたというのが良かった。

結局Aちゃんと関係性が途切れてしまったりと悲しい出来事もあったりしたけど、Aちゃん自身もルカを見つけて奮起できるきっかけとなるかもしれないし誰にとっても絶望的な終わり方というわけでもなかったと思う。

個人的には大満足のコミュだった。コメティックがくることもおぼろげではあるけど示唆されてたし今後のシャニマスも楽しみ。

本題とは関係ないけどこの書きながらシャニマスをプレイする形式って良いかもしれない。スクショ撮りながら書けるしその都度考えるプロセスが挟まれるのでコミュの理解が深まりやすい。需要があるかはわからないけど個人的にはメリットが大きいのでまたやろうと思う。

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