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アニメ『SHY』2話~4話を観た感想

アニメ『SHY』の2~4話を観たので感想を書いていこうと思う。1話の感想は以下の記事に書いたので割愛する。

2話:ありったけの心で

前回助けた惟子という少女が転校してくるという回。一緒に保健室へ行った後に悪の組織っぽいやつが惟子を闇堕ちさせてきたのでどう元に戻すかという展開。

個人的に罪悪感を描く作品は好きなので、今回の話もとても良いと思った。助けられたことに後ろめたさを感じるという惟子の気持ちはとても共感できるというか個人的には刺さる。

2話を観て思ったけど結構真正面からヒーロー哲学をやってる作品だと思う。1話も面白かったけど以上に良いと思ったので今後も期待できそう。

3話:食卓会談

惟子と一緒に遊ぶという回。

インドアなキャラクター略して「インキャ」とわざわざ言ってるけど「陰キャ」という言葉はアニメ的にNGだったりするんだろうか?放送的にNGじゃなかったとしても「陰キャ」という用語自体が忌避される言葉だからあえてマイルドな表現にしたということなのかもしれない。そんな深く考えずに単なるネタの可能性もあるけどこういうところが気になってしまう。

惟子の指輪はその人の心の力を強制的に引き出す道具らしい。そしてその仕組みとしてはヒーローのリングとも近しいようだが、もしかすると源泉としては同じという展開もあり得るのかもしれない。なので味方のヒーローが実は敵という今後の展開もありそうな気がする。

今回の話はスターダストとかいうヒーローと戦うところで終わる。負けたらヒーローを辞めるという条件で戦うことになるが、ヒーローの組織的にも救出に行ける人員が減るわけだからやめさせるのってデメリットしかないんじゃないだろうか?実は嘘であえて発破をかけるためにやっているだけの可能性もあるけど、そうじゃない展開もありそうなのでちょっと引っかかってしまう。

でも展開的には負けイベな気がする。次回が楽しみ。

4話:心ない人

4話はスターダストというヒーローと戦う話となっている。戦いの最中は悪いやつという描かれてかたをしているけど、OPを見ると明らかに味方っぽい感じなのでだいたい流れはわかってしまった。

共感能力がないと自分でいうスターダストだが、実際は少なからず心を持ち合わせており、シャイのためを想って戦ってしまっているという展開。このあたりの会話で互いの心理を深堀していく感じが良かった。単なる戦闘だけでなく戦っている人間の内面を細部にわたって描く感じが好き。

毎回思うけど声優能登麻美子のスピリッツがかわいい。本作で一番好きかもしれない。今回も感情にあふれていてよかった。

最後には黒髪ツインテールの新キャラが出てきたし、次回以降から本格的にヒーローと的組織の戦いが始まっていくのかもしれない。次回も楽しみ。

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