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【シャニマス】市川雛菜STEPの感想

市川雛菜STEPが最近実装された。早速読んだので今回はその感想を書いていこうと思う。

1コミュ目:be:come

透と円香がアイドルとなり、その2人のうわさをする雛菜のクラスメイトの会話から今回の話は始まる。この2人がアイドルになった時点で雛菜はアイドルになろうと思っていたようだ。

「アイドル 寿命」で検索しようとしていた雛菜が良かった。やっぱり雛菜もそういうことが気になるんだなという発見がある。結局そのワードは知らなくていいやつという判定をして検索しなかったけどその思考が一瞬よぎったという描写が面白いと思う。

2コミュ目:4 ever?

コンビニへ行ってお菓子を買う雛菜。その後教室へ行くも移動教室で教室には誰もいない。仕方なく寝ようとするところでPから宣材写真のスケジュールについての電話がくるという話。

アイドルになったらどういうことをするか考えている雛菜がかわいかった。こういったプラスの方面について空想できるからこそ雛菜は強くてアイドルに向いているんだと思う。STEPは全体的にそれを示すコミュだったように思う。

3コミュ目:reality

3コミュ目は同じクラスの女子生徒からアイドルを目指している友達の話をされるという話がメインの話となっている。その女子生徒の友達はずっとアイドルになりたくて何度も何度もオーディションを受けている。それに対して雛菜は軽くアイドルをやっているのでその女子生徒は雛菜のことを嫌悪したという話。

この話では最後に「困ってることとかを言ったら プロデューサーは解決できるの?」という雛菜のセリフで終わる。シャニマスのコミュはたいてい1話で完結していることが多いので、こんな感じで引きを作って次のコミュへ、というのは珍しい気がする。

4コミュ目:re:reality

4コミュ目は雛菜が女子生徒に言われたことをシャニPに話すという場面と、宣材写真を撮りに行ったらうまく笑えず取り乱しているアイドルに遭遇するという場面が描かれる。

ここで雛菜は女子生徒に言われたことをそんなに気にしてなさそうなのがやっぱり強いなと思う。「楽しそうだからアイドルをやる」というのは一見安易な考えに思えるけど雛菜は多少辛くても楽しさを失わない胆力を持っている。楽しさを突き通すのが難しい場面もあるが、雛菜はそれができるから強いのだと思う。

宣材写真を撮りに行ったときに遭遇するアイドルも、緊張ゆえに笑うことができなくなってしまう。雛菜が当たり前にやっていることも実はすごいことなんだというのが伝わってくる描写だと思う。

5コミュ目:awes♡me

5コミュ目は宣材写真を撮った後にその写真を選ぶという内容になっている。

ここでシャニPのセリフにもあるが、「雛菜はどういうアイドルでいたいのかというのを自分の中にもう持っている」というのが雛菜の本質的な強さだと思う。さっきも書いたが、楽しさを突き通すことはなかなか難しい。それができるから雛菜はすごいのだと思う。

6コミュ目:A(the) place

6コミュ目は3コミュ目で雛菜に苦言を呈してきた女子高生がまた出てきて話すという内容のコミュになっている。

女子生徒は友達の話が実は自分の話で雛菜に強くあたってしまったことを謝ってくる。その女子生徒が雛菜の努力やすごさを認めてくれたところで涙腺が緩んでしまった。

雛菜は努力せずに楽しんでいるだけだと思われがちだけど、決してそんなことはなく適度に努力しながら目の前のことを楽しんでおり、ある程度長期的な見通しを持って生きている。短期的な快楽主義者ではなく長期的な快楽主義者という点が市川雛菜の特徴だと思う。それが女子生徒にも伝わったんだなと思うと感動する。

この女子生徒も謝れるのはすごいし、雛菜のすごさを認められるのもすごいなと思う。「応援はできないけど」という立場を表明しているのも人間臭くて好き。シャニマスのモブキャラはまた出てくることもあるので今後もちょっとだけ出てきてほしいなと思った。

まとめ

久々にシャニマスを読んだけどやっぱり良いなと思う。雛菜のWINGが好きなので、違う形で雛菜の強さに光が当たるコミュが見れたのはとても嬉しかった。ノクチルのイベントもそろそろだと思うのでとても楽しみ。

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