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エアコンを使わず涼む方法(電気代節約案いろいろ)

記事の見出し画像はみんなのフォトギャラリーから画像を使用させていただきました。


今回の記事では「エアコンを使わず涼む方法」について書いてみたいと思いますが、夏は電気代がかかってもエアコンを使ってしっかり涼んだ方が脳が疲れにくくなります。

脳が疲れてしまうと心や体で色々な不調が発生するので、特に精神疾患などで今現在治療中の方や、最近どうも心がなんだかおかしい、気分が落ち込みがちと感じている方はエアコンの使用を強くおすすめします。

普通の人も脳が疲れやすくなって仕事や勉強に支障が出るので、受験生や在宅仕事の人はできればエアコンは使うべきかと。

きちんと涼めないと夏バテにもなってしまいます。

以下は「エアコンを使わない場合の自宅で涼む方法色々」となります。

<冷やしたペットボトルで体温を下げ続ける>

500mlサイズのペットボトルに水を入れ、それを冷蔵庫で何本も冷やしておきます。
冷凍庫ではなく冷蔵庫の方です。

座っている時に太ももの上に1本か2本その冷やしたペットボトルを乗せておくと、血液を冷やして一定時間そこそこ全身の体温を下げ続ける事が可能になります。

ぬるくなって冷蔵庫に戻す際は、ペットボトルの外側をきちんと水洗いして衛生的にしてから冷蔵庫に入れるようにしましょう。
また中の水も腐るのでこまめに入れ替えてください。
水を何日も入れ替えてないと家族が飲んで腹を壊す事があります。

ペットボトルは断面が丸型より角型の方が太ももの上で動きにくくなります。

このペットボトル作戦だけではまだ暑いので以下の色々な体温を下げる事も併用してみましょう。

<サーキュレーターと水で濡らしたタオルの組み合わせで体温を下げる>

水で濡らしたタオルは水分が蒸発していき、気化の際の冷却効果でタオル近くが涼しくなります。

首あたりをこれで冷やしつつ、「サーキュレーターで体に風を当て続ける」というのも組み合わせると、結構体温を下げる事が可能になります。

扇風機とサーキュレーターの違いは、「サーキュレーターは風が拡散しにくくてピンポイントで風を当て続ける事ができる」というのがあります。

扇風機の場合は風によって室内の物が飛んでいく場合がありますが、サーキュレーターで体にピンポイントで風を当て続けるとそういうのは回避できます。

扇風機の方は「首振り運転ができる」というメリットもあるので、扇風機で問題無い場合はこちらの方がいいかもしれませんが。


<古い扇風機や古いサーキュレーターの火事に注意を>

古い扇風機や古いサーキュレーターはモーター部分だけでなく内部の配線が劣化する事により火事を起こす事があります。

一度火がつくとプラスチック部分が可燃剤となり、扇風機全体が燃えて大きな火になり家を燃やしてしまうため、購入からそこそこ経過した扇風機やサーキュレーターは自分はもちろん家族も使用しないようにしましょう。

商品にもよりますが、だいたいの想定耐用年数は昔の製品は10年、今の製品は短くなって6年や8年というのもわりと多いです。

そこまで高くない扇風機やサーキュレーターの買い替えをけちって家を燃やして何千万円もの財産や大切な物を失うという事をしないように。

<保冷剤が入るタオルを作ってみる>

タオルの両端をそれぞれ折り返して縫い、保冷剤を入れられるポケットを作ります。
ここに保冷剤を入れて首からかけておくと、保冷剤が触れている部分で体温が奪われ続ける事になって一定時間結構涼しくなります。

あるいは、シャツに胸ポケットをいくつも作り、そこにハンカチでくるんだ保冷剤を入れるとかも。

保冷剤を使う場合の注意点は、ずっと同じ場所を冷やしすぎると軽い凍傷みたいな感じで皮膚が荒れてしまう事があります。

保冷剤はそのままポケットに入れるのではなく、ハンカチなどでくるんでから保冷剤ポケットに入れると冷たくなりすぎるのを抑える事が可能です。


<服でも涼しさはずいぶんと変わる>

風通しが良い服や、肩部分がない服、短パンなどでも体の熱のたまり具合や涼しさがずいぶんと変わってきます。

おっさんが自宅では薄い肌着を着ている事が多いのはこれで結構体温が下がるからです。


<二階以上の部屋は窓は大きく開けておいた方が良い>

一階部分は強盗や空き巣などの防犯対策として格子がある窓以外は開けっぱなしにしないようにした方が良いですが、二階(戸建ての二階やマンションなどでの二階以上)の部屋の窓は、網戸などで虫が入らないようにしつつ全開にしていると風が時々流れていきやすくなります。

部屋の中を風が通っていくよう家の反対側の窓や部屋の扉も全開にすると良いでしょう。

<閉じている窓は簾(すだれ)で太陽が当たらないようにする>

住宅の壁は断熱材のおかげで熱を通しにくい一方、窓部分は熱交換器のように屋外の熱をどんどん室内へ取り入れてしまいがちです。

窓を閉じている場合は外で簾をかけて窓部分に太陽光が当たらないようにすると、それだけでも部屋の温度上昇をそこそこ抑える事が可能になります。

簾をかけた窓の下の地面に水を大量に撒いておいたりすると気化による冷却効果でさらに涼しくなったり。
窓を閉めているので部屋の湿度も上昇しません。

簾は蜂が巣を作ってしまう場合があるのでそれには注意してください。
今の時期は軒下や庭の木にもよく蜂が巣を作ってしまいます。
こまめにチェックして、巣が大きくなってしまう前に蜂用スプレーなどで撃退と巣の除去を。


<部屋の扉は全開の方が空気が流れていきやすい>

部屋の扉を全開にしていると、隣の部屋に空気が流れやすくなり、これでも少し部屋の温度を下げられるようになります。


<こまめな水分補給を忘れずに>

エアコンを使っている場合もそうでない場合も、夏場はやはりこまめな水分補給を忘れないように。

糖分があまり入っていない飲料と、塩分を少し何らかの方法で補給していくという風にしましょう。

糖分が入っている飲料を飲みまくると体や脳がだいぶ疲れてしまいます。




電気代が高くなっているし、最近は物価上昇で可処分所得が減ってエアコンの電気代はできる範囲で節約したいという人もいるでしょう。

今回の記事で紹介した方法で、無理しない範囲で節約してみてはどうでしょうか。

どうしてもエアコンをきちんと使う場合より脳や体が疲れやすくなってしまうため、節約はほどほどにしましょう。