コミックエッセイの色々なメリットを考えてみた

今はプロのイラストレーターや漫画家がXやnoteやブログなどでコミックエッセイを不定期で連載されている事がわりとあります。
このコミックエッセイには色々なメリットがあると思います。
それらを一つ一つ見ていきましょう。

<ある程度量がたまったらkindleインディーズやkindleで出して多少は収入になる>

一般人で娯楽や息抜きでコミックエッセイを発表されている方もいると思いますが、プロのイラストレーターや漫画家の場合は将来の書籍化も当然考えていると思います。

ある程度量がたまったら出版社から本を出したり、出版社を介さないで自分でkindleで有料本として出したりkindle unlimitedで読ませるようにしたり、kindleインディーズで無料で配布してインディーズの分配金で稼ごうという人もいるでしょう。

「kindle版(やインディーズ版)は、ここで公開していないエピソードも色々収録しています」みたいに毎回のコミックエッセイの後に紹介していたら、アマゾンへ飛んでkindle版を買ったりkindle unlimitedで読んだり、kindleインディーズ版をダウンロードする人が増えやすくなると思います。

出した本は大きく売れる場合もあるものの、今はなかなか物が売れない厳しい時代なので、基本的にはこれ単体での収益はそこまで期待したほどの額にはならないと思います。
無料では楽しむ人が多い作品も、いざ有料の本として出ると人が付いて来なくなるというのはSNSではよくある現象です。
  
しかしこれから書くようにコミックエッセイはその他の事で色々なメリットを生み出し、別の形での収益アップにつながるでしょう。

<kindleインディーズなどのダウンロード数増加につながる>

xやnoteやブログなどでコミックエッセイを定期的に公開されている方は、「この作品をまとめたkindleインディーズ版もありますよ。」と毎回付け加える事で、kindleインディーズ版のダウンロード数を増やす効果があります。
実際にこれをnoteなどでやっている方をかなり見かけます。
「kindleインディーズは無料だから、とりあえず貰っておくか」と思うユーザーは多く、すぐにダウンロードしたり。

私もnoteで読んだコミックエッセイでkindleインディーズ版も出されている方のはわりとすぐダウンロードしています。

また、そのコミックエッセイ以外にもkindleインディーズで別の作品を色々配布している人(普通の漫画とか)はそちらのダウンロード数も増やしてくれる事になったり。

kindleインディーズではなくkindle unlimitedで読めるようにしている場合も、unlimited会員ならわりと気軽に読んでくれます。

<作者の他に出している本の売れ行きも増える事に>

コミックエッセイを読んで作者の好感度が上がったり作者に親近感がわくと、「この人はどういう本を出しているんだろう?」と思い、出している本を調べたり、その本の内容が良さそうならそのまま購入したりする人もいます。
私もnoteで漫画や記事を読んで親近感がわいた人の漫画を少し買ってみたり。

コミックエッセイの内容が親近感や共感を抱くような内容になっているほど、作者への親近感や共感が高まっていき出している本も買われやすくなるでしょう。

また、「私はこういう本を出しています」みたいにアマゾンアソシエイトリンクを毎回のコミックエッセイの後に貼っておくと、そのリンクを踏んで本を買うだけでなく、他の商品もユーザーが買う事で漫画家やイラストレーターにそのアフィリエイト広告料が入って収入アップにつながるでしょう。


<作品を応援や紹介してくれる人達が増えていく>


コミックエッセイを読む事で作者への好感度や親近感が高まっていくと、「この人を応援してやろう」と思う人も増えていきます。
 
その作者が出している漫画や本の紹介をしてくれる人達が増えたり、アマゾンで好意的なレビューを投稿してくれる人達が増えて本の売れ行きを増やす事になります。

好意を持った人の中にはフォロワーの多いインフルエンサーも混ざっていて、そいういう人がYOUTUBE動画やSNSなどで作品を紹介してくれる事で大きな販促につながったりも。


<アソシエイトリンクも一緒に掲載するとそちらからもいくらか利益を得る事ができる>


毎回のエッセイ画像の後に自分の出している本のアソシエイトリンクを貼るとそれを踏む人もわりといるというのは先にも書いた通りです。

また、エッセイ漫画の後には最近自分が買って良かった物を文章で軽く紹介し、その後にその商品のアマゾンリンクを貼っておくとこれでリンクを踏む人もいるでしょう。
ただし、あまりしつこくこういう商品リンクを貼りすぎるとそれが不快に感じる人もいるかもしれないのでほどほどに。
「自分が出している本」のアマゾンリンクは毎回掲載しても気にしない人が多い反面、何か別の商品のアマゾンリンクを毎回のように掲載してしまうと「アフィリエイトに必死だな」みたいに思われてしまいます。

そのため、「自分が買って良かった物」の紹介とリンクは時々やる程度にしましょう。
文章ではなく漫画内で商品を紹介したりも効果がありそうです。

またメーカーからのPR依頼が来た時は必ずPR表記を入れておきましょう。

<他の仕事につながる事も?>

コミックエッセイを出版関係の方が読み、作者の人柄を知ったり好感度が上がる事で「この人に今度の仕事を依頼しようかな」と思う事もあるでしょう。

また一般の会社やお店の方でもコミックエッセイを読んで作者に親近感がわき、イラストや広告漫画の仕事を依頼してくるという事もあると思います。



コミックエッセイは制作に手間がかかりますが、このような色々な効果があります。
そのコミックエッセイの閲覧数を増やすには、以前も書いたように

みたいな方法で自分のコミックエッセイを読んでくれる人達を増やすなどすると良いでしょう。
漫画の画像の一部転載の許可はあなたのエッセイ漫画を読む人を必ず増やす効果があります。

コミックエッセイの内容は「親近感や共感を抱かせる物」「面白い話」「ひどい目にあった話(同情される)」みたいなのなら良いですが、誰かを批判したり不快にさせる内容は作者への親近感や共感を減らし、作品を紹介したり応援してくれる人をどんどん減らしていく事になるので注意してください。

また、漫画家やイラストレーターは本業の方に影響が出ないようにも気をつけるべきだと思います。
コミックエッセイの更新を頑張りすぎて休憩や睡眠をきちんと取らず体を壊したり、仕事に使える時間が減って漫画や絵のクオリティに影響が出てしまうのは本末転倒でしょう。


今回の記事のような漫画家やkindleで漫画を出している人向けの記事は以下の記事にまとめています。
色々参考になると思うので良かったら見てみてください。