ゲームセンターの儲けを増やすプリンター内蔵型筐体の話

電気代やその他の物価上昇により全国各地のゲームセンターが窮地に立たされているというニュースを先日見かけた。
色々な方法で儲けを増やす事をやっていかないといけないと思うが、今回私が提案するような『プリンター内蔵型の筐体(おまけで両替機としても使える)』というのをセガかタイトー(スクエニ)かバンダイナムコなどが開発して全国各地のゲームセンターに導入させると、多少はゲームセンターの経営の助けになるのではないだろうか。

私は今はもうXをやめてしまったけど、「このアイデア面白い」と思った人は是非Xで紹介してみて欲しい。

プリンター内蔵型の筐体は内部にプリント装置を備えていて、

・トレーディングカードサイズ
・A4サイズ
・ミニポスターサイズ

みたいに複数のサイズで印刷した物を出力可能という感じにする。
コイン投入口は50円、100円、500円、千円札が使えて、お釣りも返却できるようにする。

この端末は新500円硬貨や今後出る新札にも対応させて100円玉への両替機能も付けておくと、ゲームセンターの両替機としても使えるだろう。
今ゲーセンにある両替機は新500円硬貨や今後の新札には対応していないので、その代替機にもなりえる。
両替機の交換はかなり金がかかるが、それを助ける事にもなる。
 

この端末でゲームセンターでしか入手できない専用の色々なイラストや芸能人の画像を販売するという感じだ。

・アニメやイラストのキャラ画像
・レトロゲームの店頭用ポスター画像
・レトロゲームのパッケージ画像(ファミコン、スーファミ、メガドラ、PCエンジン、その他色々)
・色々な芸能人の画像
・昔の映画のポスター

みたいに色々な企業とタイアップして画像の種類を増やしていく。
画像の権利元への支払いは、画像が売れる毎にロイヤリティが払われるという感じ。

トレーディングカードサイズで出力だとインクの消費量が少ないので250円くらいの価格。
A4サイズだと少し高くなり500円か600円。
ミニポスターサイズだともっと高くなり1200円以上。
さらにオプションで紙の質も選べる。標準紙質でもそこそこ綺麗に印刷するが、もう少しお金を出すとより綺麗になったり耐光性が増えて色褪せしにくくなるとか。

「どうやって早くインクを乾かすか?」は工夫が必要だろう。
インスタントカメラのチェキなどは比較的高速にインクが乾くみたいなので、使用する用紙の方に工夫をこらすと良いのかもしれない。

プリンターなのでインクの不足が無いようゲーセン側はインク交換や紙トレーのセットなどのこまめなメンテナンスは必要となるだろう。

全国各地のゲームセンターにこういうプリンター機能内蔵の筐体が導入され、この端末でしか入手できない専用のイラストや芸能人の画像などを印刷して入手できるようになると、普段はゲームセンターに来ない人達もこれ目的でやって来るようになってゲーセンにどんどん金を落としてくれるようになる。

筐体の価格は200万から300万円くらいはすると思うが、一年経たず筐体費用は回収して、後は個々の販売から通信費やインクや紙代、画像の権利元へ払うロイヤリティ、諸々引いてもゲーセン側には一回の販売ごとにそこそこ金が入っていくのではと思う。

そのままでもそれなりの売れ行きを叩きだすようになると思うが、「他のゲーム筐体とも連動させて、プレイによって褒美的なイラストを入手でき、それをこのプリンター筐体でお金を払って出力できるようになる」みたいなのも将来追加したら別のゲームのインカム向上にもなるのではないだろうか。
例えばシューティングや格闘ゲームでリワード達成的なプレイをすると、カードにその情報が書きこまれ、そのカードをプリンター筐体につっこむと「この褒美のイラストを出力しますか?」みたいになって印刷代を払うとプリントアウトできる、みたいな感じだ。


 

こういう風に色々な業界の儲けを増やすアイデアについては、私のnoteの「世の中を良くするアイデア系」のマガジンで紹介している。

面白いアイデアが揃っているので興味がわいたら読んでみて欲しい。
あなたの仕事の売れ行きを大きく増やす事にも。