新型コロナウイルス発症者向けの新しい点鼻スプレーの製品化の必要性(死者や重症者、今後長期後遺症になる人を減らすために)

<死者や新規後遺症者をどうやって減らすか?>

2023年の5類化以降新型コロナウイルス関連のニュースは時々聞く程度になったが、感染のしやすさは相変わらずのため季節性インフルエンザと同等かそれ以上の1000万人以上の感染者が日本では年間を通して発生していて、死者数も日本では年間で数万人と出続けている。

季節性インフルエンザの死者数は年間3000人やもっと少ないため、季節性インフルエンザより大幅に死者を発生させている病気と言える。

また長期後遺症で生活や仕事に支障がずっと出ている人も毎年死者数以上に出ていて、推計では日本で年間に新たに20万人以上の長期後遺症者が出ていると言われている。

死亡する人や長期後遺症になってしまう人を今後大きく減らすためにも、「発症中に点鼻スプレーを毎日数回ずつ使用する事で上咽頭部のウイルスの増殖を抑え、上咽頭部の組織の破壊を減らして自己免疫の暴走を起きなくさせる」という事が求められる。
自己免疫の暴走を抑える事が死亡したり長期後遺症になる人を大きく減らす事になるのが医学的に良く分かっているからだ。

ドラッグストアで各製薬メーカーが新しく出した新型コロナウイルス向けの点鼻スプレーを買っておき、発症中に一日数回ずつ使用する」という感じだ。
今現在は残念ながら新型コロナウイルス向けの点鼻スプレーはまだ出ていないが、今から各社が製品化すると早ければ来年にはもう利用できるようになる。


<ベンザルコニウム塩化物の有効性>

ウイルスによって上咽頭部の破壊がある程度進むと人体の防衛機能が働き、継続的なサイトカインの放出が続き、自己免疫が暴走し続けてウイルスだけでなく自分の体内のあちこちの組織を破壊し続けてしまう。

これが劇症化して死亡に至ったり、長期後遺症症状を起こすというのは以前にも解説した通り。
新型コロナウイルス発症中に肺組織がどんどん破壊されて肺炎が進行していくのも自己免疫の暴走によって起きているのが色々な研究でわかっている。
血管も自分の免疫がどんどん壊していくので血栓が増えやすくなってしまう。

体内のウイルス撃退後も上咽頭部の組織が大きく壊されていると自然治癒が難しい「慢性上咽頭炎」という病気になってしまう。
サイトカインの継続的な放出が毎日のように続き、自己免疫がずっと暴走して体の色々な組織を破壊し続けて様々な症状を引き起こす。(長期後遺症)

しかしベンザルコニウム塩化物や似た性質の薬剤は新型コロナウイルスのエンベロープを破壊して感染性を失わせるのがnite(製品評価技術機構)やその他の色々な実験でわかっている。
これをベースにした新しい点鼻スプレーが製薬会社各社から登場すると今後新型コロナウイルス感染による死者や新しく長期後遺症になる人を大きく減らす事になる。

発症中はウイルスは上咽頭部の細胞に入ってから増殖し、その後にその細胞を破壊して出てきた後にまた別の細胞に取りついてゆっくり時間をかけて細胞の中に入っていこうとする。
しかしエンベロープが破壊されてしまうと細胞の中にもう入っていけず、後は免疫に破壊されるだけになってしまう。

ちなみにPCR検査とかで長い綿棒で鼻の奥の検体を採取するが、あれは上咽頭部やその周辺の表面に存在するウイルスを集める行為。


<製品化のしやすさ>

ベンザルコニウム塩化物はアレルギー性鼻炎などの点鼻スプレーにも入っている薬剤で鼻腔や上咽頭部への噴射の安全性はすでに確認されているので製品化もしやすい。

あとは新型コロナウイルス発症者への一定期間のテストでその有効性を改めて確認すれば良い。
「発症中に毎日数回ずつ点鼻スプレーを使った群とそうでない群の死亡率や長期後遺症率を調べる」という感じ。

大正製薬や小林製薬、その他の色々な製薬メーカーが「発症中に鼻をきちんとかんでから、この点鼻スプレーを上咽頭部に毎日数回ずつ吹き付けると、重症化や死亡リスク、長期後遺症になる割合を大きく減らす」みたいな点鼻スプレーを出すと今後の死亡者も長期後遺症になる人も大きく減らす事になる。

「発症中に鼻をきちんとかんでからスプレーを使う」は点鼻スプレーを使用する際にかなり重要な事なので、目立つ形でスプレーボトルや説明書に記載しないといけない。
鼻が詰まった状態で使うと上咽頭部にスプレーがかからず効果が無くなるので。


<価格の安さや手軽さも魅力>

ベンザルコニウム塩化物が入っただけ(後は保存料)の点鼻スプレーというのは製造コストも安く、製品化すると1本1200円かもっと安くなるだろう。
1日数回スプレーするとして、1本で一人の発症中に十分必要な回数スプレーできる事になる。

上記の点鼻スプレーが色々な製薬メーカーから実際に製品化されドラッグストアで手軽に買えるようになると、家庭に数本備蓄しておけば新型コロナウイルス発症中に一日数回ずつ使って上咽頭部のウイルスの増殖を多少抑える事が可能になる。

上咽頭部の破壊も抑える事になり、サイトカインの無駄な放出を減らす事で自己免疫の暴走も少なくなり、自己免疫による体内組織の破壊を大きく抑える事になって、死亡したり長期後遺症になる人も大幅に減らす事になる。

新しい点鼻スプレーの登場によって、新型コロナウイルスによる年間の死者数は今の数分の一以下、長期後遺症に新たになってしまう人も今現在より大きく減らす事になるだろう。

新規で長期後遺症になる人を減らす事は、今も数が少ない長期後遺症外来で治療を受けている人達にとっても混雑緩和という点でずいぶんと助かる事になる。
今のペースで長期後遺症患者が増え続けると、どこもパンクして満足な治療が受けられなくなってしまう。

<製薬会社にとっては儲けを増やす大ヒット商品になる>

製薬会社にとってはこの点鼻スプレーは日本だけでなく世界でも毎年売れ続ける超ヒット商品になるのは確実で、これの製品化を提案した社員は社内での給料や地位もかなり良い感じになる。
製薬会社の人間がもしこの文章を今読んでいるなら、これを見過ごす手はない。

昔から上咽頭部で増殖しやすいウイルス性感染症は発症中に鼻うがいする事で重症化リスクを大きく下げる事はよく知られていた。
新型コロナウイルスも発症中に鼻うがいを毎日数回する事で上咽頭部のウイルスをこまめに洗い流し、ウイルスの増殖をそこそこ抑える事で上咽頭部の破壊も減らす事ができ、死亡や重症化リスクを実際に大きく減らすことがいくつかの実験で分かっていた。

しかし鼻うがいは煮沸してから冷ました清潔な水を使わないと上咽頭部や脳で細菌が繁殖して場合によっては死亡する事も稀にあったり、高齢者などは誤嚥性肺炎を引き起こす事もある。
鼻うがい液の塩分濃度がきちんと調整できていないと逆に浸透圧で上咽頭部の組織を大きく壊すという事もある。(自分で塩分濃度を調整した鼻うがいはこれがあるのであまりおすすめできない。サイナスリンスなどの市販の薬剤使用をおすすめする)

点鼻スプレーなら誰でも手軽に発症中に上咽頭部の組織に薬剤を噴きつけ、それが上咽頭部の表面や浅い部分に存在するウイルスのエンベロープを破壊して感染性を失わせる事ができる。

ベンザルコニウム塩化物は濃度にもよるが、季節性インフルエンザのウイルスのエンベロープの破壊も期待でき、「インフルエンザか新型コロナが発症したっぽい?」と思ったらすぐに使い出すのが良いだろう。

ただし他の病気の可能性もあるので、まずはきちんと病院で診察を受けた方が良い。


岸田政権下では新型コロナウイルス関係の補助金もどんどん打ち切られて、それ自体は支出を減らすために良い事だとは思うが、新型コロナウイルスの重症化を抑える新薬の自己負担額が数万円と大きくなり、もう金持ちしか使用できないよう改悪されてしまった。

しかしこの点鼻スプレーが製薬会社から1本1200円とかくらいの価格で出ると、発症中に毎日数回ずつスプレーするだけで死亡や重症化、長期後遺症になる人を大きく減らす事になる。

原理的には今後は鳥インフルエンザなど世界的に大量の死者を出す感染症の死亡リスクを多少下げる事にも点鼻型のスプレーは有効性がきちんと確認できると思われ、そっち方面の研究にも期待したい。


私はもうXやってないけど、もしXをやっている人はこの記事を紹介して一人でも多くの人がこれを読むよう協力していただきたい。
特に製薬会社関係の人間が目にしやすくなるように。

小林製薬は紅麹関係で莫大な損失を出したが、こういう点鼻スプレー出せば世界で毎年売れ続けてその損失なんてあっという間に回収できるぞ。