新型コロナウイルスの長期後遺症リスクと感染中の食事の関係

かなり長い文章ですが、「新型コロナウイルスの感染中の食事内容によって、感染後に長期後遺症で苦しむ確率がずいぶんと下がる」というのをお話したい。
今現在、長期後遺症でずっと苦しんでいる人にとっても、これからの食事の内容や生活によって回復までにかかる日数も変わってきます。

また、以下に書いた内容はテレビとかでも医師に解説させてどんどん紹介してください。
「長期後遺症で苦しむ人をできるだけ減らす」ための報道は、感染者数報告以上に重要な事です。
今はテレビは感染者報告と感染対策の話ばっかりで、こういう食事や生活で長期後遺症リスクを下げる話をきちんとしていません。

youtubeに動画を投稿している人もこれを動画のネタにしましょう。
今は感染者数が非常に多いだけあって注目が集まりやすく、動画の再生数やチャンネル登録者数も大きく増える事になりそうですよ。
「自分や家族もいつか感染しそう…」と思っている人も非常に多いため、マイナーなチャンネルでもいきなり再生数が跳ね上がってそこそこの広告費が入ってくる事にも。

ただし、「内容をパクるのは良いが、以下に書いた全ての事をきちんとパクる事。余計な説明をつけ加えたり、一部省略は説明不足になるので絶対にやらない。全パクリでお願いします。」を順守してください。
内容をパクられても、それで日本全国での長期後遺症で苦しむ人を一人でも多く減らす事になるので、私は全然気にしません。
この記事を引用元として紹介する必要もありません。

医師もkindleで本をよく出している人は、文章だけだと一週間かからず出版できるので、「新型コロナウイルスの長期後遺症を避けたいなら感染中の食事に気をつけなさい!!」みたいなタイトルの電子書籍を緊急出版しましょう。
感染者が急増している今だからこそ、そこそこ売れるのではないでしょうか。
医師がこのような本を出せばより信頼性が高く、今後長期後遺症で苦しむ人を多く減らす事につながります。


・今は長期後遺症で苦しむ人を毎日多く生み出している

いろいろな研究がありますが、「全感染者のうち10%以上の人が半年以上の長期後遺症が残る」というデータがあります。
発症時に軽症だった人でも長期後遺症で苦しむケースが後を絶たず、またひどい後遺症で仕事や学校にも長期間行けなくなる人もかなりの数出ています。
なんとか行けても、ブレインフォグや強い倦怠感で仕事や学業に専念できない人も。

この記事を書いている今現在日本では毎日20万人以上の感染者報告があるものの、検査がパンクしており全員を検査しきれているわけではありません。
実際は毎日もっと多くの人が発症しており、「長期後遺症で苦しむ人も毎日数万人ずつ増えていっている」という状況になっています。

・感染中の食事内容が後遺症リスクを大きく左右する理由

感染が起きた時、体内ではウイルスと免疫の戦いが起き、それが長引くほど脳や体のあちこちにより多くの傷や深い傷を残す事になります。
免疫力が高いならわりとすぐ戦いは収束に向かうものの、免疫力を下げる生活や食事を発症中にすると戦いが長引き、脳や体にどんどんダメージを増やしていき、長期後遺症で苦しむリスクが大きく上昇してしまいます。

発症中は「睡眠をしっかりと取る」「できるだけ体を動かさない」「怒りなどを減らし心をリラックスさせる時間を増やす」「スマホを触りすぎたり頭を使いすぎは駄目(脳が疲労してしまう)」をきちんとやらないと免疫力を大きく低下させてしまいます。

「怒っている時は免疫力が大きく低下する」は色々な研究でわかっており、わりと知っている人も多い話ですが、でもそれを忘れて色々な事ですぐ怒る人が大半です。
「働かないと食えないから」と感染時も黙って働く人もいますが、結局その後に長期後遺症が残って長く仕事を休む事になりかねません。
感染している時に布団の中でもスマホを触りすぎたり本を読んだりして頭を使いすぎると脳が疲労し、確実に免疫力を大きく低下させます。
病気の事で不安になって調べすぎていませんか?

そして、それらと同時に大事なのが、発症中の食事です。
食事は免疫力と大きく関わってきます。

・発症時にカップ麺とかスポーツドリンク、レトルトパックを食わせる事のアホらしさ

自宅療養者向けの食事として自治体などがインスタントのラーメンや焼きそば、スポーツドリンクやカレーなどのレトルトパック、パスタなどを配給しているのを見て、「何の冗談だ?」と思っている医師もかなりの数いるでしょう。

感染症にかかっている時はいかに免疫力を高める食事(療養食)にするかがものすごく大事なのに、それをまったく無視したかのようなアホな構成の食料を配給している。
発症中の人はもちろん、家族が感染して自分も感染疑いのある人に、これらのわざわざ免疫力を大きく低下させる食事は本当にNGです。
揚げ物ばっかりの弁当を療養者向けホテルで出していたところもある始末。

・高血糖時に起こる免疫力低下の話

菓子パンやお菓子、ジュース、アイスなどを発症時に食べたり、スポーツドリンクやゼリー飲料を病気の時の水分や栄養補給として飲む人もいます。
病気の時も食欲が落ちないからと食事を食べ過ぎる人もいます。
生物は血糖値を大きく上げてしまうと免疫の活性がかなり低下するというのはよく知られています。動物実験でもいろいろデータとして出ているでしょう。
さらに高血糖時はビタミンCの吸収率がわりと低下するため、それも新型コロナウイルスに対する抵抗力を落とす事になります。
食べ過ぎや甘い物取りすぎで高血糖状態が長い人は、食事からビタミンCを取っているつもりでもきちんと吸収されていません。
ビタミンCが感染症においていかに大切かはほとんどの人が知っている事でしょう。

日本では何故か「病気の時にスポーツドリンクやゼリー飲料を飲む」「お菓子やジュース、アイス、菓子パンも病気の時に食う」という事をしがちですが、栄養バランスの偏って無駄に血糖値を上げるだけの食事は新型コロナウイルスでは長期後遺症になるリスクを上げるので絶対におすすめできません。
発症中はもし量が食べられなくても、お粥やたんぱく質、野菜や果物をバランスよく取った食事にしましょう。

・数日分の食料確保を

自分や家族が感染するとスーパーなどに行けなくなります。
ネットスーパーでも注文して置き配してもらえるものの、当日届かない場合もあるため、普段から「5日分くらいは色々な食料をストックしておく」のをおすすめします。
食料をストックといっても、当然レトルトパックやインスタントその他「病気の時に食べるべきない食品」は駄目です。

また、一人暮らしや、家族が全員感染して体を動かすのが辛くなった時も考え、「手軽に食べられる物」を数日分備蓄しましょう。
レンジですぐ食べられるご飯やお粥のパックをある程度買っておく。
たんぱく質としては缶詰などの青魚。青魚に含まれる脂は炎症も抑える効果があり、感染症の時は体内のあちこちで炎症が起きているのがよくわかっているので後遺症リスクを下げる効果が期待できます。
卵やサラダチキン、納豆などのパックもあまり調理せず手軽にたんぱく質を補給できるでしょう。
果物にはミネラルやビタミン抗酸化物質が豊富に含まれています。
果物はすぐ食べられるバナナ、ちょっと剥く必要があるがビタミンC豊富なキウイやリンゴなどもおすすめです。
リンゴは実ごと食べた方がよく、濾したジュースではなくすりおろしかそのままで食べるのが良いです。胃の調子が悪くないならよく洗って皮も食べた方が良い。

腸内環境の良しあしと免疫力はかなり関わってきますので、ヨーグルトや発酵食品も買っておきます。

野菜や果物は日持ちしないのが多く、「感染後はこまめにネット注文で置き配して新鮮な野菜や果物を毎日食べる」ようにしましょう。
他の食料も補給します。
野菜や果物を感染中に毎日きちんと食べているかどうかで体の免疫力は大きく違ってきます。
知り合いが近くに住んでいる場合は、知り合いに買ってもらって置き配してもらうのも良いです。

比較的調理が簡単な方法で栄養バランスの取れた食事ができるよう備蓄を考えてください。

小さい子供はお菓子やジュースを食べたくなるでしょうが、それらのかわりに感染中にはバナナやリンゴなどを食べさせた方が長期後遺症になるリスクを大きく下げます。
果物はお菓子やジュースと違って食物繊維も豊富なため、血糖値が上がりにくいのです。(ただし、量を食べ過ぎるのは血糖値を大きく上げてしまう)

・消化に悪い食事もNG

病気の時は胃の消化機能が低下する事はわりとあり、その点でも油っこい物(揚げ物)やカレーやパスタ、焼きそば、その他にも消化に悪い物はおすすめできません。
胃で消化不良を起こし、腸できちんと栄養が吸収されなくなり免疫力を低下させて長期後遺症リスクを上げてしまうからです。

玄米や全粒粉のパンなどは栄養素的には良い食べ物ですが、病気の時に食べると消化不良を起こしてかえって害になってしまいます。
グラノーラ系も手軽に食べられるものの、病気の時には消化に悪くておすすめできません。

・日光浴もやっておくべき

発症中も体を動かせる人は自宅の庭や集合住宅のベランダで座って毎日日光浴を少しの時間行いましょう。
発症中も日光浴で体内にきちんとビタミンDを生成させる事は免疫力を高める効果があり長期後遺症リスクを下げる事になります。

・現在後遺症で苦しんでいる人は

長期後遺症で苦しんでいる人は、脳や体に大きなダメージが残っており、今現在それらを肉体が必死に修復しようとしている状況です。
ダメージが大きい状況では修復に長期間かかります。
しかし、栄養の偏った食事や、野菜や果物をあまり食べないとその修復スピードが大きく低下してしまいます。
壊れた細胞を修復するにはいろいろな栄養素が必要なのに、偏った食事をしていると細胞の修復に必要な物が色々足りなくなって回復が遅くなるのは当たり前です。

また、「睡眠をしっかり取る」「頭を疲れさせない」も大事です。
現在は多くの人がスマホ中毒になり、朝から晩までスマホを長時間触る事で脳を大きく疲れさせてしまい、それで免疫力や体の修復力をかなり落としている状況です。
長引く体調不良の事を色々調べようとしたり、やる事がないからとスマホを触りすぎ脳を疲れさせるのは回復を大きく遅らせる事になってしまいます。

一日でも早く長期後遺症の苦しみから抜け出したいなら、「食事内容に気を付ける」「睡眠をしっかり取る」「スマホを触りすぎたり、頭を使いすぎない(脳を大きく疲労させない)」の三点は守りましょう。

・テレビや政府が繰り返し呼びかけを

テレビでは連日のように感染者数が多い事を報道していますが、その際には「感染している人は長期後遺症リスクを下げるために、栄養バランスの取れた食事と睡眠、脳を疲労させる事は避ける」をフリップなどを使って毎回注意を促すべきです。
政府もそういう情報発信を「感染対策」の呼びかけを頻繁にやってるのと同じくらい繰り返しましょう。