kindleインディーズ漫画では巻末できちんと自分の他の漫画も紹介する事が大事

kindleインディーズ漫画を出している人や、出版社を介さず自分で有料のkindle漫画を出している人が今は沢山いますが、わりと多くの人が「巻末で自分の他の漫画を紹介する広告ページを掲載していない」というのをやっています。
これはかなりもったいない。

自分の別の漫画を紹介するページをkindle本の巻末にきちんと入れておくと、その本を読み終わった時にまた別のあなたの作品にも興味を持って読んでくれる人が出てきます。

以下は藤真タケシさんの「フラれ虫ゆっこ」というkindleインディーズ漫画の巻末に掲載の別作品の紹介ページですが、こういうページがきちんとあると読み終わった後に別の作品にも興味を持って読んでみたくなる人がわりと出てくるのです。

私は実際にこの広告ページで興味を持って「派遣OLローテーション!!」(合冊版)をすぐ購入しました。


(上記画像はkindleインディーズ漫画「フラれ虫ゆっこ」より引用しています)

実際にこの「フラれ虫ゆっこ」というkindleインディーズマンガを上記の作者さんのnote経由でアマゾンからダウンロードされて、この漫画を楽しみつつ巻末の紹介ページでどういう広告ページを展開しているかを確認してみると良いでしょう。
派遣OLローテーション以外の本の紹介ページもあります。


<販促効果のある紹介ページにする事>


巻末の別漫画紹介ページ(自作漫画広告ページ)ですが、

・本の表紙画像とタイトルのみ
・本の表紙画像とタイトルと簡単な説明文程度

ではあまり興味を持ってもらえません。
必ず漫画の中のコマを複数使って、また添える文章も「この漫画を読んでみたい」と思わせるようなテキストにするよう意識しましょう。

キャラに魅力がある漫画ならキャラの魅力が伝わるコマ画像を、ストーリーで惹きつける漫画なら良い感じのシーンのコマとテキストの構成でそれを伝える。
癒し系漫画だったり、ギャグ漫画もその漫画の良さがきちんと伝わってくる漫画のコマを選んで掲載してください。
ホラー系やサスペンス系漫画ならぞっとさせたり緊迫感があるコマを。
セクシーや萌え系作品ならやはりそういうのが伝わる画像を選ぶ事。

「シリアスやホラー系の漫画の巻末に、ほのぼの系やギャグ漫画の自作漫画広告ページを掲載すると読後感が悪くなる」と考える人もいるかもしれません。
でもkindle本の巻末にあなたの別の漫画を紹介するページを入れておくと、あなたが出しているkindleインディーズ漫画や、有料のkindle本のダウンロード数や売れ行きが必ず増えていきますので、こういう紹介ページは入れておいた方が良いと思います。

また自己出版の漫画だけではなく、出版社から出している漫画も紹介するページを入れておくとそちらの販売数も増える事になるでしょう。
一応出版社に確認を取った上で、販売中の漫画のコマ画像付き広告ページも入れてみてください。


<連載中のエッセイ漫画の紹介ページも>


あと、noteやXなどでエッセイ漫画やその他の漫画を連載されている方は、kindleインディーズ漫画だったり自分で出しているkindle本の巻末に「note(X)で現在こういう漫画を連載中です!!」みたいな紹介ページ(これも漫画のコマ画像付きで紹介)も追加しておきましょう。
noteやXのフォロワー数を増やす効果があるのでこういうページも巻末にきちんと入れておくのをおすすめします。

文字だけで「xやnoteで漫画を連載中です」だけだと効果が弱いので、これも必ず漫画の画像を一緒に掲載してください。

出版社を介さず自分で作品発表をしている場合は、こういう自分の漫画の閲覧数やダウンロード数、売れ行きを増やす事をきちんとしていくべきです。
あなた自身が営業や広報職になったつもりでダウンロード数や販売数を増やす施策を色々していきましょう。


今回の記事のような漫画家やkindleで漫画を出している人向けの記事は以下の記事にまとめています。
色々参考になると思うので良かったら見てみてください。