アマゾンギフト券プレゼントで自分の漫画の閲覧数やkindleインディーズのダウンロード数を増やしてみる

今回書く事は賛否分かれるかもしれません。
ただ、商業の世界では「このポストをリポストしてくれた人には、抽選でアマゾンギフト券をプレゼント」みたいな事は私が以前xをやっていた時には普通に見かけたし、おそらく今もXでは色々なメーカーがよくやっているのではと思います。

お金を出してCMを打ったり、youtuberにお金を払って商品を宣伝してもらうのと同じ感じで、抽選でギフト券をプレゼントする事で拡散して欲しい商品情報をより多くの人にリポスト(リツィート)してもらうというのは今は色々なメーカーが普通にやっている事です。
これは漫画を商業目的で描いている人達もやってみて良いのではないでしょうか。

たとえばある程度内容が良い短編か読み切り漫画(感動、笑い、萌え、共感などのいずれかで読んだ人の心をきちんと動かすやつ)をXでツリー形式で掲載します。

その漫画はkindleインディーズでも出している場合は漫画の後のツリーに「この漫画はkindleインディーズでも出しています。無料でkindleライブラリに追加できますので、良かったらダウンロードしてみてください」というアマゾンへのリンク付のポストも足しておきます。
あるいは有料本として出している場合はそういう記載をしたり。
アマゾンアソシエイトをやっている人はアソシエイトリンクを貼っておきましょう。

そしてツリーの最後の方では

この漫画のツリーの最初の部分をリポストしてくれた方には、抽選で5人の方にそれぞれ3000円分のアマゾンギフト券をプレゼントいたします。

抽選は三か月後に行い、当選者の発表と当選者の方へDMでギフト券番号の通知を行います。
DM解放をしてない人は当選後はDM送信のためにフォローをお願いいたします。

と付け加えます。
抽選は三か月後と長くしたのは、より多くの人にリポストしてもらうため長めに設定しているわけです。
Xでのフォロワー数が少ない人は最初の数週間はあまりリポストが増えていかないというのもあるため。

当選者に通知するギフト券については、コンビニかアマゾンで買うようにしてください。
少し安いからということで出所不明なアマゾンギフト券をフリマとかその他で買ってしまうと、その怪しいギフト券番号使用のせいで当選者のアマゾンアカウントが凍結されてしまう事があるからです。

確率的にはまぁ当選しないでしょうが、それでも3000円という金額は物価高で苦しい今多くの人にはそこそこ魅力的に映る数字です。
リポスト自体は一瞬で行えるので「とりあえずリポストしておくか。当たれば儲けもん」みたいな感じで気軽にリポストする人がわりと出てきて、その漫画の閲覧数と、kindleインディーズ版のダウンロード数もそこそこ増えるのではないでしょうか。

閲覧数が10万越えると、漫画の内容にもよりますがkindleインディーズのダウンロード数も1000以上増えて、広告費としてかけた15000円の一部はkindleインディーズで増えた収益で大半を回収できるという事になるでしょう。
(1ダウンロード10円として1000ダウンロードだと1万円)
kindleインディーズのダウンロード数がもっと増えると、広告にかけた金以上の金が入って来るという事にも。

ツリー内のアマゾンへのリンクにアソシエイトタグを仕込んでいる場合はアフィリエイトでもお金を稼げるので、より広告費を回収しやすくなります。
タグを踏んだ人がアマゾンで何か買うとアフィリエイト料が入るので。


その漫画の魅力で閲覧数が増えるのではなく、お金を使って閲覧数を増やすのはズルしているみたい」と思う人もいるかもしれません。
でも世の中にある多くの漫画では広告にしっかり金を使っていて、あちこちでその漫画の広告が目に入るようにして漫画を読む人を増やしているのです。
色々なwebサイトでも漫画の広告を頻繁に見かけますよね。

自分の漫画も趣味でやっている場合はともかく、真面目にお金を稼ぐ目的でやっているのなら「その漫画の閲覧数やダウンロード数を増やすために、抽選式のギフト券プレゼントをXで時々やってリポストする人を増やしてみる」というのも検討してはどうでしょうか。

漫画アプリや漫画サイトで連載している作品も、X上で一話目や一話ごとに完結するタイプの連載漫画はその他の回を掲載し、また漫画アプリやサイトへの誘導リンクも貼って、「このツリーをリポストした人には抽選でアマゾンギフト券をプレゼント」みたいな事を漫画家自身がやって作品の読者を増やすという事をされても良いのではないでしょうか。(一応編集部に相談してから実行)
編集部自身がそれをやったりも。


この方法の難点は、リポストする人がものすごい数になりやすいため、実際はその抽選対象者のアカウントをこまめにメモしていくのにだいぶ時間と労力を使う事になりそうだという点。
「メモしてなくて終了間近にリポストした人だけを対象に抽選をする」なんて手抜きな事をしてしまうと、それがバレた時に致命的な炎上が起きて今後の漫画家活動にかなりマイナスの影響を与える事になってしまいます。
また当選者をきちんと発表しないと「本当に抽選したの?」と疑う人も出てきます。

あまりにもリポストの数が増えていって面倒になってきた場合は途中でもうキャンペーン終了をそのツリーで告知し、その時点までに参加した人達を対象に抽選を行い当選者発表をするという事でも良いでしょう。
事前に「参加者が想定より増えすぎた場合はキャンペーンは途中で終了して、すでに参加している人を対象に抽選を行う場合があります」と記載しておいて。

なかなかSNSや漫画アプリ、サイトなどで自分の漫画の閲覧数が増えないという人は、自分の漫画の閲覧数やダウンロード数、売り上げを増やすために今回書いた事も検討してはどうでしょうか。
商業で漫画を描いてる人は生活がかかっているので、こういう売り上げを増やす方法はどんどんやっていくべきだと思います。