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YouTube作家の「企画の作り方」

こんにちは。匿名YouTube作家です。

本noteではYouTube作家として活動する私が普段どのように企画を考えているかを解説しています。

・YouTube企画の作り方(作成前の準備と作成時の思考)
・作家としての考え方(YouTuberに提案する場合の採用率を上げる方法)

主にこの2軸で話は展開します。

・YouTube始めたいけどどんな企画をやればいいかわからない
・YouTubeやってみたはいいもののネタが尽きてしまった
・動画投稿してるけど全然伸びないから困っている
・好きなYouTuberさんと一緒に仕事したいけどどうしたらいいかわからない
・動画編集はできるけど企画も作れるようになりたい

このような悩みを持つ方へ、少しでも企画作成のヒントになるnoteになれたらと思います。

さて、YouTube作家という職業について少し説明しますと、その歴史はまだまだ浅いです。
私の知る作家さんでも2019年以降で活動を始めた方が多く、2021年になってからようやく世間的にも知られるようになったくらいでして、これまでほぼゴーストライター的な立ち回りしかありませんでした。
私のキャリアとしてはテレビの放送作家からYouTube作家に転身しましたが、これも全ての作家がそうというわけではありませんし、YouTube作家を名乗ることは正直誰でもできると思います。笑

そんな中で私は過去2年半、合計39組のYouTubeチャンネルに関わり企画を出してきました。

ジャンルとチャンネル登録者数の規模は以下の通りです。
(200万人だろうと400万人だろうと100万以上と記載します)

・グループ系 数万〜100万人以上 4組
・カップル系 数万〜100万人以上 5組
・女性食べ物系   100万人以上 1組 
・男性食べ物系   1000人以上 1組
・女性美容系 数万〜100万人以上 4組
・士業系   数千〜30万人以上 3組
・芸能人       5万人以上 4組
・男性ソロ  数千〜50万人以上 8組
・女性ソロ  数千〜50万人以上 9組

かなりざっくりとした分類ですが、チャンネルが特定されないためということでご了承ください。

さて、上記のチャンネル規模が本当の話なら、私「匿名」はかなりやり手の企画作家だろうと想像されると思いますが、でもいまいち信用できなくないですか??
今のところ信憑性のある情報は一つも出てきていませんからね。当然です。

作家に限ったことでは無いですが、多くの場合守秘義務があり、関わっているチャンネルを口外することはできません。
なので、ここからは私が過去「2000本以上」企画を作成してきた経験を踏まえ、そのノウハウをお伝えすることで、皆さんに納得していただけたらと思います。
まず、この職業をしているとよく言われるのが

「よくそんなにもたくさん企画が思いつくね」

ということです。でもこれ、違うんですよ。
企画職のイメージは人によりバラバラだと思いますが、YouTube作家は圧倒的に「数字と結びついた企画」の提案が重要になります。

この企画を実施して再生数は取れるのか?
チャンネル登録者数は増えるのか?
維持率はどれくらいを想定しているのか?
コメント数は多く見込めるか?

一概にはいえませんが、「作家」に依頼して企画を欲するチャンネルは多くの場合

「明日にでも撮影できる企画が欲しい」

という「圧倒的企画不足」の状態です。なので、いくら面白い企画だろうと「思いつき」で提案される企画なんて求められてないんです。
(思いつき、と言うと聞こえが悪いですが、作家の独自性・発想力に偏った企画はあまり求められていないという意味です)

「安定した再生数 / 維持率を取れるコスパの良い企画」であることが前提の上で、それプラス「”面白い”企画を作って!」といった具合で依頼されます。

……難しくないですか?

それができたら苦労しねえよ!って思いません?

そうなると、どうしたって「思いつき」で企画を考え続けるなんて無理な仕事なんです。
(私は月に100本以上の企画を考えています)

さて、ここから具体的な企画の作り方に入っていきます。

普段、私が作家として企画を作るときに意識することを大きく3つの章に分けて考えてみました。

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