PTSDから3年半

私はPTSDから3年半が経った。

あっという間だ。

あれから私の環境は変わり、症状がびっくりするほど良くなった。

車の事故で発症したPTSDしか参考にはならないが
自分自身も症状が酷かった時に、経験者の言葉で救われた時があったので
私の経過を見て、
もしかしたら気持ちが軽くなる人がいるかもしれないと思い、
文字を打っている。

細かい内容は

ここに載っている。

▪️症状
1. 事故後毎日酷いフラッシュバック
2. 車に乗れなくなった
3. 歩いていたら気づけば泣いている
4. 人を信用ができなくなった
5. 自分の運転は乗れるようになっても、人の運転だと過呼吸になる
6. ブレーキランプで発狂してしまう
7. 家族、友人全員が敵に見えて、大嫌いになってしまった

特に辛かったのが上記7つだ。

精神科に通い薬をもらっても、なぜか気持ち悪くなるし、
病院に行く度病んでしまっていた。
だから1年過ぎた時にもう通わなくなってしまった。

今でも少しだけあるのは
「人の車に乗るのが怖い、苦しくなる」
だけでかなり良くなった。

良くなった大きな出来事として「上京」もある。
車に乗らない環境は自分をかなり楽にさせてくれた。

もし今あなたがPTSDに苦しんでいるのなら
あなたは何に苦しんでいますか?

私は「家族・友人が全員敵に感じた」
ことが何よりも辛かった。
人の言葉がこんなに棘に感じた期間はなかったと思う。

でもそれはあなたの心が悪いわけでも、
家族や友人が悪いわけでもなく
「PTSD」というあなたが優しいが故に自分に入り込んでしまった
毒のせいだよ。
誰も悪くない。

ただ、どうしようもなく辛い気持ちもわかる。

私も地獄期間はもう誰にも何も話さなかった。
自分に蓋した方が楽だもんね。

でもそれがもしかしたら長期戦になるきっかけになってしまったら怖いから
私に話してくれたら嬉しい。

とにかく、ここで伝えたかったのは
大丈夫、今人生で1番辛くて死にたくて毎日泣いてるかもしれないけど
絶対に明日が来るし、何より私が精神科の先生に言われた

「人間って面白いことに忘れるものなんです。記憶ってそういうもので。
完全に忘れなくても薄れていきます。」

これを言われた時は泣いて先生のこと叩いたけど笑
今思うと本当にそう。
2年間毎日寝る時目を瞑ったら、エアバッグの痛みを感じたし、
ブレーキを感じるたびに事故の映像が頭に流れたけど
3年半たった今、それは無くなった。

人間はいつか忘れるもの。きっと絶対よくなるから
生きてほしい。


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