「動画売ります」のリスク

今回もこちらの記事に目を通してくれてありがとうございます！

匿名おじです。

今回はXとか出会い系アプリでよく見かける
「動画売ります」にまつわるリスクをお話したいと思います。
リスクは大きく３つほど存在すると思っています。

• わいせつ物頒布罪（公然わいせつ罪）

• 風俗営業法違反（映像送信型性風俗特殊営業）

• 児童ポルノ禁止法

まず、わいせつ物頒布罪（公然わいせつ罪）

こちらは刑法で6ケ月以下の懲役もしくは30万円以下の罰金となっています。

どういうことかと言いますと、不特定多数の人間が見られる状態でわいせつなものを販売したり、見せたりという行為になります。

よくアダルトサイトに入る前に年齢確認てありますよね？
あなたは18歳以上ですか？的な奴です。
web上ではあれを設けるのは、公然わいせつを回避する目的があったりします。
あのダイアログボックスひとつにそんな意味があったんですね！

まぁそういうわけなので、X上での動画販売なんて滅多に取り締まられるなんてことはないですが、いったん捕まってしまうと公然わいせつ罪が上乗せされるような感じになります。

ちなみにですね、無修正動画を所持しているだけでは罪になりませんが、販売目的で所持している場合はしっかりと罪に問われます。

気を付けてください(;^_^A

次に、風俗営業法違反（映像送信型性風俗特殊営業）

こちらはアダルトなコンテンツを販売する時に警察に届け出なければいけないものになります。
無届で営業すると6か月以下の懲役もしくは100万円以下の罰金となります。

Xなどで個人販売している動画などもこちらに該当します。
金銭のやり取りがある行為を営業といいますし、扱っているコンテンツがアダルトなものなので風俗営業に該当するということです。

一度これで捕まったりすると、しばらくの間届け出が出来なくなってしまったりします。
正規の手段で営業しようと思っても許可が下りるまでに時間がかかってしまうんですね。
なので、出来ればちゃんと許可を得てからやりたいですね！

ただ、届け出をするのに司法書士さんに払う金額が10万前後、あとは事業所も探さないといけないので少なく見積もっても50万前後は資金がないと厳しいかもしれません。

いやホント、日本は規制大国ですね…

最後は、児童ポルノ禁止法

これはもう皆さんご存じだと思われます。
極端な話、18歳未満の女の子が裸の写真をXに上げ、その画像をスマホで閲覧しただけで可能性が問われてしまうものになります。
でも実際はそんなことはないんです。
普通、キャッシュくらいでは取り締まられませんが、警察が本気を出して身柄を確保したいと思ったならばわかりません。
ただ、画像をスマホに保存してたら100％アウトです。

単純所持がそもそも罪になる法律なんですが、3年以下の懲役又は300万円以下の罰金とかなり厳しいペナルティとなっています。

この法律が議論された時めちゃめちゃ騒がれました。
「自分の娘の写真も児童ポルノになるのか！」とかね。

なので、出会い系アプリは成人認証しないと利用できなかったりしますので、そういう心配は低いとは思いますが、Xはわりと敷居が低いので18歳未満と思われる女の子の画像は保存しないようにしましょう！

超危険です！

以上、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
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