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ガチ対話① 2023.5.20


前回の導入で書きましたが、世界を変えるをゴールにしているとくちゃんです。

いつも、noteを読んでいただきありがとうございます。

今回は、ファーストアクションの第一候補となった仙台在住で、副業として、開業している保健師さん(以下、さめさん)とのサシ飲みガチ対話&壁打ち活動報告です。

さめさんとの出会いは、三重県ナースマネジメント協会&開業保健師&男性保健師のてっぺん他etc…のいくらちゃんが行なっているエンタメ保健学舎でしたでしょうか。

リアルで会ったのは、昨年12月、仙台で実施された公衆衛生看護学会でした。
このときも、会える距離なんだから会いに行こう!の精神で組み込んだ旅でしたねー。

と、本題からそれましたが、「会いたい人に会いに行こうin開業・独立している人」ということで、さめさんにアポ!
本業と副業を行なっている中、とても、忙しいところ時間を作っていただきました。感謝しかありません!本当にありがとうございます!

いつもながら、私の解釈も入っているので、そのあたりは多めに見てください。

では、開始!


開業に至った経緯は?

ココは、想像していた以上に深い話しがありました。看護師、デザイナー、保健師…と様々な経験をしてきたことでたどり着いた、そして、導いてくれた人がいたからこそ出来たことなんだと分かりました。

「さめさんのモットー!】
専門職が輝いて仕事ができるようにしたい!そうすれば、世界が変わっていくと思う!

地域包括支援センターで仕事をしていると、本当に多種多様なケースに出会います。
本来は、社会福祉士さんが行う内容のお仕事を保健師であるさめさんが担当し、終着したら、パワーレスになってしまった…とのことでした。

※パワーレス…私の中では馴染みがないので、ニュアンス的にバーンアウトと置き換えて話しは聞いていました。

ヘルス部門でも、いろいろなケースに出会い、対応を求められます。しかし、包括支援センターはより困難かつ解決し難い事例が舞い込んできます。ホントに、大変…。

そんな中でパワーレスになってしまったさめさんを個人事業主へと導いてくれた人がいました。


個人事業主という仕事

個人事業主という言葉は知っていたものの、とても遠い存在であると思っていたさめさん。

同じ職場で働いていたけれど、自分のやりたいことと違っていた、パワーレスになって仕事をやりたくない状態になってしまった…それが要因で仕事を退職していった人を何人も見てきました。

そんなときに、同じ職場で働いていた人が個人事業主になって少ない収入ながらも、自分らしく生活をしていることを聞くことになったのです。


何もかにもが嫌になってしまっていたところに降りてきた個人事業主という生き方。
専門職が輝いて仕事ができるようにしたい!それを体現していけるんじゃないかと。

ターニングポイントとなったのは8月17日、開業したのが9月上旬。実に半月ですよ!
そして、この半月の間に開業保健師として活躍している方、自分らしく生きている方と対話をしていたのです。

やっぱり話しをするって大事ですね!


開業に至るまで

そもそもなぜ開業するのか。
お金が欲しい。

なぜ、お金が欲しいのか。
家族のために。

そんな内省を繰り返しながら、でも確実に前に進んでいる。

開業をするには、さまざまな手続きが必要となります。
仕事しながらの開業となると、職場の就業規則など確認する必要があり、なかなか大変です。

だけど、パワーレスから、やれる気にアップした人は強い。爆速であらゆるところに確認して、グレーなところもはっきりさせた上で開業を勝ち取ってます。

過去にゼロからイチを作る経験があったことも、この行動力の原動力になっていたのかなと感じました。

開業・独立しなければ良かった?

開業したことで、目まぐるしく1日が過ぎていく。そうどちらも、100%の力でやっていたから。やろうと決めて行動すると、全力でやることが多いと思います。

本業と副業で昼夜を問わず、仕事をするようになっていったので、失われていくものが出てきます。

・家族との時間
・自分の時間

仕事をしているので、家族とゆっくり話しをしたりする時間が少ない!
仕事を終わらせるために、睡眠時間を削らないといけない!

などなど。きっと、ある程度は想像できていたことなんだろうと思いますが、実際やってみると、思ってもいなかった状態になっていくことがあります。

家族からの言葉
「機嫌が悪いあなたといると辛い時がある」
さめさん
「これでは生活が破綻してしまう…」

家族のために、いろいろ頑張っていたところに言われた言葉。こんな生き方がしたいわけじゃない!と働き方を変えていくことにしました。

本業、副業ともに60%くらい。
もちろん、やるときは100%の力を出すこともありますが、全てにおいて100%でなくても良いことに気がつくことができました。

家族の力ってすごいですね!


新しいことはハードルが高い?

何をやるにも新しいこと、初めてのことは、ハードルが高いと感じるのではないかと思い、問いかけ。

答「常に高いハードルがある。だけど、今の自分にできることは、これしかないと思っている!だからハードルは高いけどやっている。」

目の前に降りかかるものは、いろんな状態でやってきます。
手当たり次第やる人もいるのでしょうが、さめさんは今自分にできることだけに集中してやっていました。

言葉だけ見ると、もしかしたらネガティブに聞こえるかもしれないですが、全くそんなことはありません。楽しそうに、イキイキと話している姿は素敵です。

できることに注力する、自分らしいやり方なんですね。

大切にしていること

・自分の機嫌が良い時は、周りの人に良い影響を与えられていると思う。自分の機嫌は、自分でコントロールするしかない。

・言語化して伝えていくこと。共通言語があるからこそ伝えられることがある。1番想いを伝えたいのは誰か、それを考えながらデザインしていく。


どちらも、経験から得られた言葉。

機嫌が悪い時には、強めの口調になる。そんなときには、機嫌が悪くなっている自分に気づき変えていく。何がそうさせているのか、内省の出番です。

言語化…これはホントに大事!思ってるだけじゃ伝わらない。言葉にして初めて相手に伝わる。だけど、伝えたい人に伝わらないと本当の言語化と言えるのだろうか。
共通言語を使いながらも、学生でも分かるように、想いを伝えることができるのが、保健師の専門性なのかもしれない。さめさんの想い、受け取りました!

まとめ

ガッツリ3時間、日本酒を交えながらお互いの想いをぶつけ合いました。
同じ保健師で、共通言語がある。行政との関わりもある。やりたいことをやっている。これからやりたいことがある。最高です。

開業するにあたっての助言もいただきました。
ありがとうございます!

・陰で動いて住民の自助を回すことは大事だけれど、仕事とするのであれば、きちんと自分の名前を売り出していくこと。

・自分が何を大切にしたいのか考える。1番大事にしないといけないのは自分自身。

・将来展望の解像度あげていこうぜ!

こんな感じでした、気がします笑


これから産業保健の道に進むにあたって、今までできなかったことができるようになるかもしれない。
それができるとなったときに、すぐにスタートダッシュが切れるように準備をしている段階です。

枠に捉われず、関わった人全てが、自分らしく、自分が好きな場所で、イキイキとしている人を増やしたい!
少しずつ、できることから始めていこう。いやもう始めている。まだほんの少しかもしれないけれど、前進している。
1人の力では難しいけれど、波及効果も使いながら果たしていきたいと決意した夜でした!

次回もまた報告します。
読んでいただきありがとうございました!

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