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特抜雑記vol.32 復讐計画

おはようございます。特別抜刀隊の万唐です

【先週の作業報告】
◯来月の投稿楽曲の進捗
初の完全デジタルイラスト。作りたいものをつくる手段を手に入れた。
『不信感』がライトモチーフのインスト曲です。やりたいことやって結構独特な感じになった。楽しく苦しくつくりました。

◯来年度の活動に関して
配信スケジュールを立てました。アルバム一枚と、ミニアルバム2枚の予定です。(無論、変更の可能性あり)
製作速度は下がると思う。
“志向の凝らし方“を明文化しようとしている。

『なぜ音楽を始めたのか』という話。

この話は一度きりだぜ…

少なくとも今の自分にとっては、創作は人間であるための手段であるが、それは確かではあるが飽くまでも途中で形成された理由に過ぎず、そもそもの始めた理由ではない。
その奥にまだ根本的な確執がある。

その確執こそが『復讐』なのである。

誰への何の復讐であるか?

かつて、無条件に刀を振り回していたあの頃、私は本当に愚かだった。
周囲は何もかも知っていたのだ。その刀が何も斬ることができないことも、それを知らないのは他ならぬ私であることにも。
そして、その刀はへし折られた。
17歳の、あれは春だったかな。肥大化した自尊心は『陰口を言われたクラスメイトを守る』という立派な理由により直接的な手段に出た。そして、あっけなく折られた。
その後は…思い出すだけでも不愉快な…一部の女子生徒にクソ甘いクソ教師(怯えているだけなのは火を見るより明らかだったが)に謝らされ、頭の湧いた金髪女に嫌がらせを受けて、正直この時の私の怯えようは、どうしようもない。苦笑すら出ない。登場人物全員ゴミだ。

そのあと、転校して友達ができた。今も親交がある。ただし、へし折られたことにまだ気付いていない。まだ振るう刃があると思っているのだ。
こいつは、いや俺は、手首を切り落とされない限り手元を見られないのだ。なぜなら、いつでも誇大妄想がついて回るから。

ここからはもっと仕様がない。SNSで神絵師への嫉妬に狂って、憧れる先は精査するべき、という至極当然のことができるようになったのは、名実ともに大人になってからのことだ。
中学生ならまだ許されることも、高校生になったらもう駄目だって気付けなかった。
1から10まで私が悪いにも関わらずなぜ『復讐』などというのか。
それは、まだ現実を直視していなかったからだ。
しかしながら、その復讐の対象は年々変わりつつある。切っ先は主に、自分へ向けられている。

思うに、知識は砥石だったのだ。それで刃を研いて、振るう。
ぶった斬りてーものがあるなら、それ相応の強度に仕上げなければならない。

昨日までの自分がどうしても好きになれないのは、昨日は今日より馬鹿だったからだ。
毎夜毎夜、寝てる間に殺されて入れ替わってるんだろうなと想像する。

客観的に見ても、きっと自分は成長出来ているはずだ。
だから時折、幻想を剥いだ自分が心に迫ってきても、平気でいられるようになってきた。
本当の自分も、そんなに悪くない。

じゃーの

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