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移転/広告コンテンツ制作のノースショアが六本木の出世ビル

広告コンテンツ制作会社や、広告支援サービスを運営するノースショアがオフィスを移転した。オフィスの移転先は六本木の黒崎ビルであり出世ビルだ。同社は4月には移転を完了していた。

会社概要と業態

2008年代表の石井氏がノースショア株式会社を設立したことが同社のスタートである。

米国ハワイ州オアフ島の北向きの海岸地域、カエナ岬 (Kaʻena Point) とカフク岬 (Kahuku Point) の間の一帯を指す呼称が社名の由来。

最大の集落はハレイワ (Haleʻiwa) である。この地域は巨大な波が打ち寄せることでよく知られており、世界中からサーファーたちを引き寄せている。ノースショア株式会社では本社をBeachスタッフをSurferと呼んでいる。

以下の関連会社がある

2016年 ブランド戦略業務を開始。
CG、VRコンテンツ開発のBEATRIXX(株)を子会社化。
ジュールAビルディングに移転。スポーツ雑誌の出版を開始。その後、2020年5月には麻布十番日新ビルに移転を行っている。

その後同社はビル内での拡大を行っており最終的には2階と6階の合計200坪近くを利用していた模様である。

移転背景と目的

移転の背景としては、ビルの定期借家の満了である。
麻布十番の日新ビルは近隣開発や建替えのエリアにあったという情報があり、現在同ビルのテナントは退去されている状況である。

三田小山町西地区第一種市街地再開発事業の範囲に含まれており同エリアは2028年までに大規模な開発が予定されている

三田小山町西地区第一種市街地再開発事業

上記の理由から再開発のための移転期日があったのではと考えることができる。同社の営業人員は約80人のスタッフ(サーファー)を抱えており同社の事業形態からも適正坪数への見直しも同時に行われたと考えられる。

同社の移転先は六本木にある築古ビルである黒崎ビルの9階に動く模様だ。黒崎ビルは古いビルではあるがリニューアルや共有部のリノベーションを行っておりスタートアップ企業に人気がある。移転先の黒崎ビルでは約100坪程度を借りている様子だ。

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