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移転/チャットコマース運営企業Zealsがアルコタワーへ拡大移転(ジールス)

現在五反田にオフィスを構えている、チャットコマースを運営するテクノロジー系スタートアップ「Zeals」が目黒のアルコタワーへ拡大移転をする模様である。

会社概要と業態

Zealsは2014年に設立された企業である。代表である清水氏が大学在学中の2014年にZEALSを設立した事からスタートする。2016年に業界初となるチャットコマースサービス「fanp」をリリース。

2016年時のチャットコマースサービスとは「インフィード広告 × チャットボット」という当時新しい広告パッケージである「会話広告"fanp"」を展開した。広告の新しいカタチとして注目されていたサービスであった。

従来のWEB広告はWebランディングページなどに代表されるクリック誘導型の広告が主流であったが、同社はチャットボットによる会話型の広告サービス。

ユーザーと自然な会話の中でサービス訴求が可能となった。

2019年時点で藤田ファンド, ジャフコ, フリークアウトより累計8.5億円を調達する注目サービスである。

現在では社名と同じサービス名のZeals(ジールス)へと変更されておりサービスは会話型のチャットコマースを推進している。

接客DX「ジールス」は、チャットボットやビデオツールを活用して店舗接客をデジタル化する機械(AI)と人による統合ソリューション

2020年にはコロナ禍を契機にHISと店舗接客のデジタル化を推進する「接客DX」を開始している。

移転の背景と経緯

同社はコロナ禍である状況でも積極的に人を採用しており業務拡大中の企業である。中途採用に関して積極採用しており現在のオフィスであるKANOビル内がかなり手狭になっていた様子である。

また採用は大手メガベンチャーが外資系テクノロジー企業などから採用しており腕利きのエンジニアが集まっているという噂もある。

現在利用しているKANOビルは1フロア約100坪程度を利用している状況である。

移転先のアルコタワーの面積帯

移転先のアルコタワーは基準階面積では約800坪の大型ビルである。同社はビルの1フロアではなく分割して借りる模様である。分割フロアの面積は約300坪程度を借りる模様である。

300坪程度といっても現在のオフィス面積からすると3倍近い拡張床である。同社は数年計画を見越した採用も視野に入れた移転といえる。現在のオフィスと比較すると賃料負担額も大幅に上る見込みである。

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