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移転/細胞医薬・再生医療研究のヘリオスが建替えによる本社移転


世界貿易センターに入居しているIPS細胞や再生医療研究のヘリオスが移転の見通しである。今回の移転は現在入居中の世界貿易センター建て替えに向けた定期借家契約の満了による移転である。定款を一部変え本社を現在の港区から千代田区へと変更する。

ヘリオスは2011年福岡で設立された医療系企業である、iPS細胞由来網膜色素上皮細胞移植による実験を開始しており2014年9月に東京都港区に移転(現在のオフィス)しており、その後2015年には東証マザーズへの上場をしている。

ヘリオス創業の鍵本氏が眼科医としての勤務経験もあり設立当時から目に関する(網膜分野)に強みがあった。

ヘリオスは設立当時は日本網膜研究所という名称で設立。失明疾患の撲滅を目指し、ノーベル医学・生理学賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授が世界で初めて作製に成功した人工多能性幹細胞(iPS細胞)を用いた臨床応用の第一号に取り組んでいる企業

今回のオフィスは世界貿易センタービルディングであるが、現在再開発のエリアとして指定されており、2021年には当ビルの後方に南館が竣工する予定である。現世界貿易センタービルも建て替えにより計画では2025年には世界貿易センター本館(A棟)として建替えが完了する計画である

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