娘が嫁いだ日。
こんにちは、浜松市天竜区佐久間町の オールディーズが大好きな理容師の 乗本和男 です。
昨日は京都の平安神宮で、娘の結婚式がおこなわれました。新郎の実家も岐阜県ということもり、名古屋で式を挙げたらいいのにって考えていたのですが、平安神宮に行ってみて、その素晴らしさに感動してしまいました。雅なその風景は、まさに大河ドラマ「光る君へ」そのもののような感でした。
白無垢を装った娘が現れ、今まで見たいことのないキレイな娘に、いよいよ自分の手から離れるんだなという思いが強くなりました。
いつかは親から離れ自立していくのが当たり前ですが、なかなか親としては、いつまでも子供という意識が強く、子離れできないのが現状です。でもその白無垢の娘を見た時に、それは全て消えてなくなりました。
式では大勢の方々の祝福を受けて、笑顔を絶やすことない新郎新婦でしたが、お色直しや色々な出し物(ほとんどが新郎新婦が2人で作ったもの)の時には少し緊張した趣の顔に見えました。
色々なところに親を泣かせるトリックがしてあり、時間が経つにつれて、娘が嫁に行く実感がますます高まってきたんです。
気がつけば2時間30分にわたる披露宴も終盤になってきました。新郎新婦からの感謝の言葉、新郎の父親の感謝の言葉、本当に心に響く強く優しい言葉でした。
ただ新郎の父親に「また2人が、正月とかお世話になりにそちらに行きますが、よろしくお願いします。」と言われた時には、「あーそうか、娘はあちらの子供になったんだなって感じたんです。」
昔みたいに家同士の付き合いは弱くなったものの、新婦の父親としては、とても幸せな日であったにもかかわらず、なんとも寂しい日になったのは間違ありません。
新しく家庭を作り上げていく2人に祝福をし、あたたかく見守っていきたいと思います。
おめでとう明里、幸せにね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?