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無言の業

「小学生の頃、寝る前に祖母と無言の業をしていたの」とお話をしてくださいました。その当時は、なんて簡単で自分にぴったりな修行なんだ!と思っていたけれど、大人になってから「話さない、喋りすぎない」ことの大切さに気づき
祖母の意図や修行の本当の意味が分かったのだとお話してくださいました。
いつか咲く種をそっと植えてくれた祖母さん。とても素敵だと思いました。

そんなお話をした晩に、大好きなお友達でありお母さんのような方と
ひょんなタイミングで2人でプチ女子会ができました。
ことちゃんは照れながらも、詳しくは話さないのね、初々しくてそこがいいところだね、と言ってくださいました。

あ、もっと話をしてもいいんだ、むしろそれが嬉しいと思ってくれる人がいるんだ!とすっごく嬉しくなりました。

私の詳細な話なんて聞いてもしんどいだけだろう、
時間を取らせてしまうことが申し訳ないと思っていて。
だからいちばん親しい姉にも、概要ばかりお話をしてしまいます。

これくらい話してもいいのかな?いや、話しすぎたかな?と考えます。
不快にさせないために喋らなくなったのは努力不足なのか?
面倒くさい自分、でもこれが自分なんだなあ



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