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駐在帯同3か月を終えて。ふと感じる焦りやギャップ、一体”何”と比べている?

2023年初夏から始まった駐在妻生活、3か月が終わりました。
「3か月もたったんだ!」と「まだたったの3か月か・・・」のどちらもあるような心持です。先月同様、気づいたことや考えたことを書いてみます。

先月は、「これでいいんだっけ?」「~~のほうがいいんじゃないか」という、心の中での自分の口癖に気づきました。

「いちいち気にせずに、自分の本音に心から耳をすませて、自分が喜ぶ過ごし方を見つけていったらいいんだよ~」と自己解決をしたのですが、もう少し掘り下げて考えてみました。・・・時間があるからなせるわざです。


気づけば一日ぼーっとすごしてしまったり、せっかくタイにいるのに日本の食べ物に手を伸ばしてしまったり、、、そういうときにたびたび聞こえてくる「それでいいの?」という声は、いったい何と、誰と比較して、発せられた言葉なのだろうか。


「これでよかったんかな・・・」と感じた時に、自分に注意を向けてみると、常に比較対象となる特定の何かがあるわけでもないけれど、ぼんやりとした”何か”とは比べているのは確かで、だからギャップを感じていることがわかりました。


さらにさらに、自分の内側に注意を向けてしばらく観察をしてみると、このギャップは、大きく2つに分けられることもわかりました。

1つは、名付けて”白い”ギャップ
これは、なりたい・ありたいと思う自分の姿とのギャップです。
タイ語を使って屋台のおばちゃんとコミュニケーションとっている誰かの姿や、タイの田舎旅を楽しんでいる誰かのブログを読んだ時に感じます。
純粋に私もああなりたい!やってみたい!とか、楽しみだな、わくわくするな、という感情がともないます。
ギャップを埋めていこうとすると、より自分らしく日々を過ごしていけそうな、エネルギーが高まっていくような感覚を覚えます。弾みがつく感じがします。

もう1つは、”黒い”ギャップ
これは、SNS上のキラキラして見える誰かとのギャップです。
タイのリゾートホテルとか、有名レストラン、観光地を旅行している写真を目にした時に感じます。
どちらかというと、焦りや自己嫌悪のような感情がともないます。
ギャップを埋めていこうとすると、削られていくような感覚を覚えます。いつまでたっても満たされない感覚が続きます。自分らしさとは逆を行っているからなのだと思います。

この黒いギャップに対しては、フォロー先を見直したり、ミュート機能などをつかって、目に入らないようにしました。
駐在帯同生活の初期は大変お世話になり、ありがとうございました。しばらくは必要なさそうなので、お元気で~と心の中でつぶやきながら。。。

また、なぜかふと、世間一般的な同年代の女性と比べて「私、こんなことしてていいんだっけ」と不安を覚えるようなこともありました。
ここではじめて、自分の中にある”世間というモノサシ”を認識しました。
日本で会社員をしている時は、それは当たり前すぎて認識していなかっただけで、私の中にもこのモノサシが存在していました。

日本で会社員をしていた時は、役に立つこともあるであろうこのモノサシ。海外で生活している時点で、”世間一般”から外れてしまっているので、しばらくの間は必要なさそうです。どこかにしまっておこうと思います。


3か月の振り返りはここまでです。
また書きます。




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