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駐在帯同4か月を終えて。暮らしの手ごたえがつかめてきた。

2023年初夏から始まった駐在妻生活、4か月が終わりました。日々、過ごし方の試行錯誤をするなかで、自分が心地よくすごせるツボみたいなのがいくつか見えてきました。


●わくわくする楽しいことと、面倒だけどやったほうがいいこと、どちらもバランスよく進められているといい感じ。
予防接種(肝炎3回目)で病院へ行ったことと、歯列矯正を始めたことが大きかったです。
何にも縛られない帯同生活は、ほおっておいたらついつい楽しいことばかりしたくなりがち・・・タイは誘惑だらけです。特に病院なんて、すすんで行きたくはない。けど、気乗りしないけど必要なこと(肝炎予防接種は、初回から半年後に3回目接種が必要)そして、忙しいことを言い訳にずっと先送りし続けてきたけどいよいよ腰を据えてむきあったほうがいいこと(歯の健康、歯列矯正)この二つに着手したら、ちょっと心が軽くなったかんじがしました。妙な罪悪感が消えた、というか。

要するにこの2つとも、本心では自分がやりたかったことなんでしょうね。目先のわずらわしさにかまけてただけで。そして、本当に自分がやりたかったことって、実際にやってみたらほっとするんだな~ってことにも気づかせてもらいました。

●美味しいタイ料理が簡単に安く食べられるけど、わざわざ自宅でつくる和食は食べるとなんか安心する
タイでは数々の美味しいタイ料理が、屋台や食堂で、いつでも安く買えます。ほぼ自炊をしないお国柄なので、お持ち帰りも充実。どんなお店でも、手早くふくろにつめてくれます。

よく行くおかず屋台。汁ものだってふくろづめ!たっぷり入って4-50バーツ(約200円)

タイ料理が大好きな私としては、毎日タイ料理でも歓迎~♪ではあるのですが、同じものが続けば自然と飽きてしまうもので、ふと思いつきで自炊をしてみました。

私のつくおきレパートリーから、まずはにんじんしりしり。そしてもやしのナムル、ひじき煮、きんぴらごぼう・・・などなど。タイで和食を作ろうにも、スーパーやキッチンの勝手は異なるし、日本の調味料も高い(およそ日本の約4倍)から、まぁまぁわずらわしいものの、なにせ時間だけは存分にありますから、わざわざ買い集めてちまちま作ってみました。

時間に追われることはなく、純粋に料理をすること自身が目的の料理って、楽しいんだな~って初めて知りました。もやしのひげ根とりやごぼうの下処理でさえ、いらいらしないから不思議。
食べなれたいつもの味を、異国で味わえる安心感・・・夫も喜んでくれました。自然と野菜が多くなるので、身体の調子もいい感じがします。

ちょいちょい和食をはさむと、普段食べるタイ料理もまた新鮮な感じがして、食生活が豊かになったように思います。


そうこうしてるまに「こんな過ごし方でいいんだっけ~」「○○したほうがいいんじゃないか」という声は、聞こえなくなりました。不思議と。
誰と比べるわけでもない、自分なりの暮らし方の手ごたえがつかめてきたのだと思います。

こんなところで終わります。
また書きます。

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