見出し画像

駐在帯同5か月を終えて。一時帰国で思いがけず日本がもっと好きになった。

2023年初夏から始まった駐在妻生活、5か月が終わりました。今回、タイ生活で初めての「一時帰国」を経験しました。夫氏の仕事の都合で決まった一時帰国。正直私は「別に帰国しなくてもタイのままでいいかな・・・」なんて思いもしたのですが、お供して帰った日本でとても新鮮な経験ができました。


●頬で感じるひんやりとした涼しい風で胸がふるえる

一時帰国をしたのは10月下旬。日本はちょうど季節の変わり目です。飛行機を降り立った時に感じた風が、秋そのものでした。・・・涼しい!という感覚がとっても久々で、さっそく感動🥺
近所を歩けば金木犀の香りがふわり。空も真っ青で、そういえばこんなに青い空を久しぶりに見たな・・・(雨季のタイはほとんど曇り空)と、これまではごくふつうの当たり前の秋に、いちいち感動しました。

●和食の繊細さ、季節感、器との合わせ

お友達につれていってもらった現代割烹のお店。食材や調理法もさることながら、器との組み合わせの美しさたるや・・・。

こちらは民宿での夕餉。京都美山地鶏のすき焼き、お肉がとても新鮮でぴかぴか。もちろん美味しかったです。

ちょっと手を伸ばせばこんなに素敵なお料理を楽しめるなんて。和食が世界的にも注目される理由がわかる気がします。

●仕事がない私にとっての一時帰国は、”日本旅行”そのもの

なんてことのないシンプルな御蕎麦。舌で直接感じる味というよりは、風味や歯ごたえ、温度のひとつひとつの繊細さが和食を作っているんだなぁとしみじみ。

夫氏が赴任前に「海外生活を経験すると、日本のことがもっと好きになるよ」と話してくれていた、その言葉の意味がとてもとてもよくわかりました。

●たまにガラッと風景を変えてみることは大事。
タイ生活も慣れてきて、特に大きな不満もなく満足していたけど、こうして日常を離れて日本をはさむことで、生活のハリが復活した気がします。タイでは”季節の移ろい”がほぼなく、服装(一年中、半袖&サンダルスタイル)やまちの植物、スーパーにならぶ野菜や果物ものほぼ一定(スイカ・パイナップルが年中並ぶ)。初めは刺激的でも、知らず知らずのうちに慣れを通り越してマンネリ化しているものだなとおもいました。

以上です。また書きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?