前ってどっち?

noteの下書きは沢山たまっているけれど、とても人様にお見せできるものではなかった。荒んでいて、乱暴で、粗雑な言葉が並んでいる。自分の考えたことの備忘録としてひっそり残しておこうと思う。

年度末から年度始の忙しすぎる毎日に、別れと出会いに、いまごろは「忙殺ー!」とか言いつつも充実感に浸っていたかった。でも残念ながらそんなことを感じる余裕もなく連休最終日の夜を迎えている。連休といっても残念ながらほとんど毎日出勤してしまった。なぜなら仕事が終わらないから!

この仕事の厄介なことはノルマが全く目に見えないことである。そして、自分の考える(たかが知れているが)理想の学級・部活動経営や授業をするためにすべきことは際限なくあるから仕事が無くなるなんてことはない。そんなわけで終わらない仕事に追われて黙々と作業をする毎日だった。その時間は勿論無給なわけなので本来はこのような働き方は避けたいのだが、なんせ終わらせなきゃいけないことが平日に終わらないので仕方ない。なぜ終わらないのか。業務量と職場環境の問題もあるが、大きくは自分の計画性と生産性がものすごく落ちているからだ。

なぜこんなになってしまったのか考えてみると、自分が何をしたいのか、何を目指しているのか分からなくなってしまったからかもしれないと思うようになった。何のために「頑張りたい」のかがうまく掴めないのである。目標がないのかもしれない。前向きになりたくても、どこが前だかわからない。これに気づくのに半年以上かかってしまった。そして「目標がない」は人生初体験だ。「こうしたい!」「ああなりたい!」が分からないってこんなにつらいことなんだな。目指す先がないのだから、どうしたらよいのか分からないのは当然なのか。停滞感の中で生きる毎日は苦しいんだな。もがき方も分からなくなるんだな。

日々はしんどいが、この発見ができてよかった。学校では子どもたちに何かと「目標」を書かせたり言わせたりする。それがこんなに難しいことなのだとは目から鱗だった。難しいことをさせていたんだなあ。そりゃ具体的な目標なんてなかなか見つけられないよね。頑張れないよね。これに気づかないまま今まで指導してきた子どもたちに申し訳ない気持ちでいっぱいである。

自分のことを発信するのはあまり好きではない。が、自分のことを伝えようとすると否が応でも自分のことを深く考えるのであって、だから発見もあるのだなあ。元気なときはまた書いてみよう。

明日からは怒涛のスケジュールだが頑張ろう。あ、「頑張ろう」は、朝起きて、仕事をして(及第点レベルまでちゃんとやる)、お風呂に入って、布団で寝る! できれば目標も少しずつでも見つけたい。いや、職員用の目標シートを提出しなきゃいけないから早く考えなきゃだな。5月、切り抜けられるかな。

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