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森貴史『〈現場〉のアイドル文化論』の話

こんばんは、とこたです。

Twitterでプチバズっていたハロヲタの大学教授が出された本はご存知?そう、『〈現場〉のアイドル文化論』です。
アイドル文化論、とは銘打ってありますが、副題が「大学教授、ハロプロアイドルに逢いにゆく。」とある通りハロプロ、特に元カントリー・ガールズでJuice=Juiceのメンバー稲場愛香さんを中心とした現場での出来事、著者の思いが綴られています。

リリイベやサイン会、コレクション物グッズのトレードに至るまで、1ヲタとしての目線で描写されているので、ハロヲタなら「あるある」と頷きながら、ときに同じイベント、コンサートに行っていた、なんてこともあるかもしれません。

ロマモーでのコールの内容や、メンバーごとのグッズのレートが存在することなど、私個人的には少しセンシティブに感じる話題もありますが、基本的にはどのように現場(ライブ、舞台、握手会など)を楽しまれているかが存分に伝わってきます。やなみんこと梁川奈々美さんの卒業公演の項は、あの感動を思い出して涙目になりながら読んでいました。

神戸でのリリイベや大阪でのハロコンなど、おそらく今まで同じ現場に参加したことはあるはず。これからも同じハロプロ好きとして、一緒に彼女たちを応援していけたらいいですね。


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