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そういえば自己紹介まだでした⑨

「満足する」ではなく「満足させる」

自分は「物足りないくらい」がちょうどいい。

要するに、Mであれ。って事にしときましょう。

第九章「ザ・コンプライアンス」

【芸歴2年目】

プロになって1年が過ぎようとしていた。

ただ当時はプロの定義を理解していなかった。
(今もその定義は固まっておらず)

僕が思うプロとは
自分の職業に対して誇りを持ち
その誇りの対価としてお金をいただく事。


だと思っている。

だと思っている。

だと思いたい。


よしもと沖縄芸人としての活動する場

「沖縄花月」

那覇市とまりんの2階にあります。
場所が凄く分かりづらいんですけど…

国道58号線から見えるとまりんの
LAWSON隣のエスカレーター上がって
海が見えるテラス突き当たり左に曲がって道なりに。

多分、これで着きます笑

2年目は「沖縄花月」が無かった。

「稽古場兼ライブができる場所」という感覚で、
今みたいに、椅子が並べられて、
舞台から後ろに行くにつれ段差があり
後ろの人も見やすい環境とは言えず…

ライブをやる度に、みんなで椅子を設置してた。

でも、みんなで椅子を設置する中で

確実にサボるやつもいた。チクります。

こいつです。



ありんくりん比嘉さん

椅子をちょいちょいと触って
周りをキョロキョロし
動きだけはキビキビしてるけど
冷静にみたら何もしていない。

「やってる風」

もうそれは度を超えて芸術的にも見えた。

演技力があってこそなせる技(技でもないけど)


こんな奴もいました。



りおチルドレン(現在の相方)

シンプルにやってない。
持ち前の歌唱力いい事に
ずっと歌を歌って
ちゃんと怒られるやつ。

「不真面目な人」


あぁ、絶対コイツ怒られるなぁ。っていう
予想を確実に当てれる人です。

競馬でいうとオッズ低い人気馬ですけど。

人でいうとちゃんとダメなやつです笑


でもそれすらも楽しかった。


どんなにやってないやつも
どんなに怒られたやつも
どんなに真面目に椅子ならべたやつも

結局、ライブはちゃんとやる笑

2年目はそんな事をたくさん学びました。

そして

忘れちゃいけないのがライブを作るサポートメンバー

舞台があって、そこで面白い事やればいい。

じゃないんですよ。

ウキウキで来たお客様に、笑顔で迎える。受付さん

効果音つけたりBGMでワクワクさせる。音響さん

見てる人を特別な空気にさせる。照明さん

舞台袖で芸人を全力でサポートする スタッフさん

演出を支持してクオリティをあげる 作家さん

そして舞台全部を取り仕切る 舞台監督さん

この人達がいて初めてライブが成立する。

芸人だけで成立するライブは見た事ないです。
だから僕はこのサポートメンバーが

本当にかっこよく見えます。
いつもありがとうございます!


初めての企画ライブ

「企画ライブ」とは
芸人が持っているネタ(漫才、コント)ではなく
「大喜利」や「トーク」と言った様々な
お笑いのカテゴリーを見せていく
芸人の人間性が滲みでるライブです!

そんな僕が初めてやった企画ライブ

「ネコタチの夜」

R18指定のコンプライアンスギリギリライブ

今では絶対にできない。
というかやらせてもらえないくらい
過激な内容とアングラなメンバーを集めて

完全にオナ○ニーライブ

と見せかけて

政治の時事ネタを入れたり。

性事情で悩んでる人達が共感したり。

意外と素敵なライブで好評でした!

モザイク無しのAVバラエティーみたいな感じです!

呼ばれる芸人には人間性が欠けたメンバーが
揃ってました!

僕は外ヅラ明るいのに闇を抱えてる芸人枠で
呼ばれました!

いや、失礼さよ!

そんな2年目。

そして3年目遂に、沖縄花月が誕生する。


つづく。

次回、第十章「沖縄花月とおばけ屋敷」


今回も長い文章を読んでいただき
ありがとうございました!!

ところ天すけ物語。
いずれはドラマ化したいです!絶対!

まだまだ勉強中ではありますが、
是非とも、僕らところどころ
そして、沖縄のお笑い芸人をよろしくお願いします!

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